ソフトバンク・千賀の復帰戦は1回1/3で降板 軽快な守備も披露

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2020年06月07日 13:52  ベースボールキング

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ソフトバンク・千賀滉大 (C) Kyodo News
◆ 最速157キロをマーク

 ソフトバンクの千賀滉大投手(27)は7日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われているオリックスとのファーム練習試合に先発登板。今季初となる対外試合のマウンドは1回1/3を投げて1失点という結果だった。


 今季もエースとしての活躍に期待がかかった中、キャンプ中から右腕のコンディション不良に苦しめられて出遅れていた背番号41。

 3月20日の開幕戦登板は絶望的と見られていたところ、新型コロナウイルスの影響によりシーズンの開幕が延期に。自粛期間中もじっくりと調整を続け、開幕まで2週間というこのタイミングで久々の実戦登板が叶った。


 まず初回は速球を中心に感触を確かめるように投げ込み、150キロ超えを連発。最速157キロを複数回計測しながら、ボールが上ずるシーンも多々見られ、先頭から2者連続で四球を与えるものの、なおも力勝負で後続を打ち取り無失点のスタート。

 つづく2回は、一転して変化球中心のピッチング。先頭打者はかんたんに追い込みながらも死球で出塁を許し、山足達也には一二塁間を破られる初安打も浴びたが、次打者の投手前の犠打を華麗なフィールディングで三塁アウト。昨季のゴールデングラブ投手が軽快な守備で自身を助けた。

 一死一・二塁となったところで、千賀はお役御免。後を受けた投手がひとりの生還を許したため失点1がついたものの、1回1/3を投げて被安打1という内容。三振はなく、2四球・1死球と制球に苦労するシーンも見られたが、ひとまず完全復活に向けた第一歩を踏み出している。

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