交代枠拡大でチャンス増? 再開後のプレミアリーグで活躍が期待される若手選手10名

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2020年06月09日 12:16  サッカーキング

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活躍が期待されるプレミアリーグの若手たち [写真]=Getty Images
6月17日から再開するプレミアリーグでは、一時的なルール変更が行われる。過密日程による負傷を防ぐため、すでに再開したブンデスリーガと同様に交代枠を3人から5人に拡大。さらにベンチ入りできるメンバーの上限が7人から9人に引き上げられた。

 このルール変更の恩恵を受けると言われているのが控え組で、なかでも若手選手たちにとっては大きなチャンスとなる。そこで今回は、イギリス紙『ミラー』が選出した再開後に活躍が期待されるヤングタレントを10名紹介する。

※カッコ内は(所属クラブ/国籍/ポジション/年齢)

ハーヴェイ・エリオット(リヴァプール/イングランド/MF/17歳)
今季プレミアリーグ成績:1試合出場0得点

 主にウイングを務めるエリオットは、フルアム在籍時の昨年5月に史上最年少の16歳30日でプレミアリーグデビューを飾った。今季から加わったリヴァプールではカップ戦での起用がメインだが、今年1月にはリーグ戦を戦っている。『ミラー』では「最も今後が楽しみなイングランド人選手の一人」と評されており、残り試合での活躍に期待が高まる。

フィル・フォーデン(マンチェスター・C/イングランド/MF/20歳)
今季プレミアリーグ成績:14試合出場0得点

 ジョゼップ・グアルディオラ監督から「マンチェスター・Cの将来を背負う選手」として期待されながら、なかなかブレイクを果たせずにいるフォーデン。今季も出場した14試合のうち先発に名を連ねたのはわずか3試合となっている。今夏の退団が濃厚なダビド・シルバの後継者としてポジションを確保するためにも、周囲を納得させるパフォーマンスを見せたいところだ。

タヒス・チョン(マンチェスター・U/オランダ/FW/20歳)
今季プレミアリーグ成績:3試合出場0得点

 今季のリーグ戦出場数は「3」。2歳年下のメイソン・グリーンウッドの台頭もあって出場機会に恵まれず、シーズン終了後の移籍も噂された。しかし今年3月に2022年までの契約延長にサインし、「今後何年にもわたって自分の力を証明するチャンスをもらってうれしく思う」とコメント。オーレ・グンナー・スールシャール監督も「彼には明るい未来が待っている」と、ポテンシャルを高く評価している。

ビリー・ギルモア(チェルシー/スコットランド/MF/18歳)
今季プレミアリーグ成績:3試合出場0得点

 リーグ中断前に彗星のごとく現れたギルモアも、活躍が期待される選手の一人だ。今年3月に行われたFAカップのリヴァプール戦とプレミアリーグのエヴァートン戦で、アンカーとしてフル出場。攻守両面で好パフォーマンスを披露し、大きな称賛を浴びた。再開後のリーグ戦でも確実に出番を得ると『ミラー』は分析している。

エディ・エンケティア(アーセナル/イングランド/FW/21歳)
今季プレミアリーグ成績:5試合出場1得点

 昨年夏にレンタル加入したリーズでは十分な出場機会を得られなかったエンケティア。今年1月にアーセナルに復帰すると、ここまで5試合に出場して1ゴールを挙げている。今月6日に行われたチャールトン・アスレティックとの練習試合ではハットトリックを達成。リーグ戦再開に向け、調子は上々のようだ。

ネコ・ウィリアムズ(リヴァプール/ウェールズ/DF/19歳)
今季プレミアリーグ成績:0試合出場0得点

 N・ウィリアムズはリヴァプールユース出身の右サイドバック。プレミアリーグでのプレー経験はないものの、カップ戦ではアシストを決めるなど、実力は証明済みだ。トレント・アレクサンダー・アーノルドの牙城を崩すのは難しいが、ターンオーバーでチャンスを得ることが予想される。

アンソニー・ゴードン(エヴァートン/イングランド/FW/19歳)
今季プレミアリーグ成績:2試合出場0得点

 ゴードンはエヴァートン生え抜きのストライカー。16歳でトップチームデビューを飾った逸材であり、今年1月には18歳でプレミアリーグ初出場を果たした。カルロ・アンチェロッティ監督も「アンソニーは多くの才能を持った選手だ。クオリティーと能力を兼ね備えた若手選手を信頼するのは難しいことではない」と高評価を与えている。

ティーノ・アンジョリン(チェルシー/イングランド/MF/18歳)
今季プレミアリーグ成績:1試合出場0得点

 中断前、最後に行われたエヴァートン戦でプレミアリーグデビューを果たしたのがアンジョリンだ。得点力を備えた“ボックス・トゥ・ボックス”タイプのMFであり、ユースチームではキャプテンを任されるなど中心選手として活躍してきた。8日には新たに5年契約を結んだことが明らかになり、ギルモアとともに将来のチェルシーの中盤を支える存在として期待されている。

オリヴァー・スキップ(トッテナム/イングランド/MF/19歳)
今季プレミアリーグ成績:4試合出場0得点

 トッテナムの下部組織で育ち、守備的MFやセンターバックとしてプレーするスキップ。2018年10月にトップチームデビューし、今季は公式戦8試合でピッチに立っている。ジョゼ・モウリーニョ監督からの評価は高く、「ポジション確保に向けて成長しようと努力している素晴らしい青年だ」と賛辞を受けている。

カーティス・ジョーンズ(リヴァプール/イングランド/MF/19歳)
今季プレミアリーグ成績:2試合出場0得点

 今年1月のFAカップ3回戦で、エヴァートン相手に見事な決勝点をマーク。4回戦・再試合のシュルーズベリー・タウン戦では、クラブ史上最年少の19歳5日でキャプテンマークを巻いた。トップチームで順調に実績を積み上げており、出場機会が増加すれば大ブレイクを果たす可能性もありそうだ。

(記事/Footmedia)

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