マクラーレンF1、条件に合う2年落ちのマシンを用意できず開幕前のテストは不可能に

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2020年06月10日 17:01  AUTOSPORT web

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カルロス・サインツJr.(マクラーレン)
マクラーレンF1チームのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、条件に合うマシンがないために、チームはF1開幕戦に向けてテストを行うことができないと述べている。

 今月、一部のチームは旧スペックのマシンでサーキットを走ることになっており、メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは今週シルバーストンで2018年型マシン『W09』をドライブする。

 このテストは3カ月の休止期間を終えたチームが開幕戦の前にウォームアップを行い、さらにこの夏のレースで施行される安全手順を検証するためのものだ。このテストはFIAによって許可されているが、旧タイプのマシンしか使えないという条件がついている。

「ドライバー側からすると残念なことだが、我々は2年落ちで稼動できるマシンを持っていない。というのもすべてのパワートレインを直近の数年で切り替えているからだ」とザイドルは説明した。

「しかし、すでにご存知のようにランドは何回かカートで走っているし、(F3のマシンで)走行を行っている。さらにカルロス(サインツJr.)にも同じことをさせて、ドライバーたちの準備を整えさせるつもりだ」

「もちろん、チームとシミュレーター作業も行う予定だ」

 マクラーレンが開幕に向けた準備のためにトラックを活用できない一方で、チームのレースクルーたちはファクトリーで準備を行い、作業手順を進めている。

「我々は先週レースチームを始動した。現在マシンの準備をし、ソーシャルディスタンスなどの新たな状況の下、多くの手順や過程をガレージで行っている」

「実際どのようにオーストリアの週末を運営するかという点については、FIAとF1からプロセスについて概要の説明を受けており、明確になっている」

「今は今後3週間から4週間の間、準備に集中することが重要だ。オーストリアで良いスタートを切ることを期待している」

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