巨人メルセデス、DeNA相手に5回2失点　2戦連続の好投で開幕ローテ入り前進

◆ 昨季8勝8敗、防御率3.52の実績

　巨人のC.C・メルセデス投手（26）が11日、DeNAとの練習試合（東京ドーム）に先発登板。5回4安打2失点と試合を作り開幕ローテーション入りを手繰り寄せた。

　初回、先頭の梶谷に左翼フェンス直撃の三塁打を浴びると、続くオースティンには左犠飛。打者ぶたりで先制を許した。3回は2四球で一死一、二塁のピンチを招き、3番・ソトに中前適時打を許し2失点目。それでも4番・佐野を一ゴロ、5番・ロペスは空振り三振に仕留め傷口を広げなかった。

　4回はテンポ良く3者凡退に抑え、5回は自らの好フィールディングもあり結果3人斬り。5回89球、4安打2失点、3奪三振2四球の内容で降板した。

　これで練習試合は、4回3安打1失点だった5日のヤクルト戦（東京ドーム）に続き2戦連続の好投。開幕ローテーション入りをグッと手繰り寄せた。