ソフトバンク・ムーア、5回途中3失点 3回まで快調も4回以降制球乱す
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2020年06月11日 16:02 ベースボールキング
◆ メジャー通算54勝、開幕ローテ入り濃厚
ソフトバンクのマット・ムーア投手(30)が11日、オリックスとの練習試合(PayPayドーム)に先発登板。3回まで快調も4回以降制球を乱し、5回途中3失点、4安打4四死球の内容で降板した。
メジャー通算54勝を誇り、開幕ローテ入りが濃厚な新助っ人左腕。1、2回はテンポ良く3者凡退で終えるなど、3回まで無安打無失点投球を展開した。4回は先頭の2番・T−岡田に死球を当てたあと、安打と四球で二死満塁。ピンチを招いたが7番・廣澤を空振り三振に退けゼロを刻んだ。
しかし2点リードの5回、一死から9番・後藤を四球で歩かせると、1番・大城、続くT−岡田に連打を浴び再び満塁。ここで3番・吉田正に左中間突破の2点適時二塁打を浴び2−2の同点に追いつかれた。
ムーアは3連打を浴びたところで降板。一死二、三塁の場面で2番手・松本が4番・ジョーンズに左犠飛を許し、ムーアの最終成績は4回1/3で85球、4安打3失点、5奪三振4四死球となった。
スタミナ面に課題を残した左腕。降板後「初回から3回までは自分らしい良い投球ができたと思いますが、4回、5回はコントロールに苦労した部分があった。結果として失点はしてしまったけど、まだ練習試合だから良い部分も悪い部分も出て良かったと思う。開幕に向けて確実に調子は上がっている。次に向けてもっと状態を上げていけるように頑張ります」とコメントした。
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