ソフトバンク和田、5回途中5失点　中盤に乱れ4四球、開幕に不安残す

◆ 開幕カード・ロッテ戦の先発が濃厚

　開幕ローテーション入りが決まているソフトバンクの和田毅投手（39）が13日、広島との練習試合（PayPayドーム）に先発登板。中盤以降に制球を乱し、5回途中5失点でマウンドを降りた。

　初回はテンポ良く10球で3者凡退。2回は2者連続三振を奪うなど好スタートを切った。しかし3回、二死から1番・ピレラに左翼席中段へ飛び込むソロ弾を浴びると、4回は女房役・甲斐の一塁牽制アウトにも助けられ無失点で凌いだものの、2四球を与えるなど制球を乱した。

　そして4−1と3点リードで迎えた5回、一死から代打・高橋大にストレートの四球。その後、連打を浴び満塁のピンチを招くと、3番・西川に右翼線を破られる2点適時二塁打を浴びた。さらに一死二、三塁から、4番・鈴木誠に右犠飛を許し4失点目。和田は同点に追いつかれたところで降板となった。

　なおも二死三塁で、2番手・津森が適時打を浴び5回だけで一挙4失点。和田の登板成績は4回2/3で91球、1被弾含む5安打5失点、2奪三振4四死球だった。