iPhone 13の仕様が早くもリーク? 省電力に優れる「LTPOディスプレイ」を搭載か

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2020年06月16日 07:01  リアルサウンド

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YouTubeチャンネル『ConceptsiPhone』より

 iPhone 12シリーズのリリースが今秋に迫る中、2021年にリリースされることが予測されるiPhone 13の情報についても、少しずつ噂が広がってきた。


(参考:iPhone 12発売前に、早くもiPhone 13のカメラがリーク? 4つのレンズとLiDARセンサーを確認


 『Macworld』は「2021年のiPhone 13の画面は、エネルギー効率の高いLTPOを搭載へ」と報じている(参考:https://www.macworld.co.uk/news/iphone/iphone-13-ltpo-screen-3790229/)。


 これは、YouTubeチャンネル『ConceptsiPhone』にアップされた、iPhone 13のコンセプト動画を元にした情報だ。


・バッテリーの持続時間は、OLEDより15%延長
 iPhone 13で採用されるだろうと言われている仕様の一つが、LTPOディスプレイだ。LTPO(Low Temperature Polycrystalline Oxide)は、「低温多結晶酸化物」の意で、電力効率を高める。


 LTPOディスプレイは、OLED(有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ)よりもエネルギー効率が大幅に向上し、最大15%バッテリーの持続時間を延ばすことが可能になるという。すでに「Apple Watch Series 4」と「Apple Watch Series 5」で使用されている。


 iPhoneやその他のスマートフォンが登場した頃は、優れた機能を評価されたが、その反面としてバッテリーの消耗が激しく、持ち歩く上で不便なことがネックになっていた。しかしiPhoneは、そのウィークポイントを克服しつつあるようだ。


 Display Supply Chain ConsultantsのCEOであるRoss Young氏は、iPhoneへのLTPO採用について「Appleは、2021年まで待つことになるだろう」とツイートしている。


 Appleの例年のリリースサイクルからして、2021年にiPhone 13が発売されると予想される。


・iPhone 13の仕様予測「Apple A15 Bionicチップは最大で8倍高速」
 上記のYouTubeチャンネル『ConceptsiPhone』は、iPhone 13の仕様について、「6.8インチのフルエッジ・ディスプレイ」「8K・120FPS・トリプルカメラ」「32MPの隠れたフロントカメラ」「LiDARスキャナー2」「A14 Bionicより最大で8倍高速のApple A15 Bionicチップ」「iOS 15」があると報じている。


 これらの仕様の詳細については、まだ時期的に早く、Apple社内でも確定していない可能性がある。しかし、どんなモデルのiPhoneをいつ購入するかを検討する上で、多少なりとも参考になるかもしれない。


(Nagata Tombo)


このニュースに関するつぶやき

  • LTPO説明が微妙な記事なので……液晶と同様に1秒間に数十回も電気(信号)を伝えないと画面が消えるのがOLEDで、最長1秒くらいまで省けるのがLTPOだから、省電力なんです。
    • イイネ!1
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