山崎育三郎の幼少期を好演! 山口太幹、『エール』撮影の裏側を語る

0

2020年06月17日 08:21  リアルサウンド

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

『エール』写真提供=NHK

 毎週月曜日から土曜日まで(土曜日は1週間の振り返り)放送されているNHKの連続テレビ小説『エール』。佐藤久志役(幼少期)の山口太幹よりコメントが寄せられた。


参考:山崎育三郎は私たちを“新しい世界”へ導く 『エール』久志役に通じる、周囲に影響を与える求心力


 本作は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田正孝)とその妻・音(二階堂ふみ)の物語。


 現在放送中の第12週では、裕一と音をとりまく登場人物の過去、未来(?)に焦点を当てた物語をオムニバス形式で展開している。本日放送の第58話では、保(野間口徹)と恵(仲里依紗)を結びつける存在として、山口演じる幼少期の久志が活躍した。


 山口は本作『エール』がテレビドラマ初出演。出演が決まった際はとても喜んだそうで、「僕は宮崎県に住んでいたので、撮影のために東京まで一人で移動する必要がありました。ドラマに参加するのが初めてだったのもあり、最初は少し不安な気持ちでいましたが、現場に入ると、共演者の方やスタッフの皆さんが仲よくしてくださって、緊張もいつの間にか溶け、とてもたのしい時間を過ごすことができました」と当時を振り返る。


 視聴者の間で話題となったのが、成長した山崎育三郎とのそっくり具合い。山口は山崎について、「『大人になった久志を演じるのは山崎育三郎さんだよ』と聞いたときは、正直、山崎さんのことを知りませんでした。すぐにインターネットで調べてみると、すごくかっこいい人だなと思いました。その方の幼少期を演じるので、僕で大丈夫かなと心配にもなりました(笑)。ネット検索では山崎さんの顔しか出てこなかったのですが、実際にお会いすると、背も高くてステキな方でした」と山崎を絶賛。


 久志を演じる上で苦労した点については、「久志はふだんからクールな性格ですが、実際の僕の性格とは全く違うので、そこは苦労しました。演じる上では、クールにするところはふりきってクールにして、大人びた子供に見えるように、心がけて演じました」と明かす。


 山口は本日の放送に久しぶりに登場。第58話については、「第58話『古本屋の恋』では、僕が若かりし日の保(野間口徹)さんの恋を応援するというキューピッド役でしたが、共演した野間口さんや仲里依紗さんは現場でもとても明るくて、優しい方でした。僕が緊張しないように演技のしやすい環境にしてくださり、ありがたかったです。笑いの絶えない現場でした」と撮影の裏側を語る。


 山口は次週放送の第62話にも登場。子供時代の久志のエピソードが描かれる。見どころについて、「久志が裕一(石田星空)と出会う前のお話になります。現在の久志(山崎育三郎)が音楽の道に進むことになるきっかけが分かります。見どころとしては、父の再婚相手になじめずにいる久志の葛藤や、実の母への切ない思いが描かれます。ふだんのクールな久志と違って、感情を思い切り出して演じました。泣くシーンもあり、すごく難しかったです。久志は藤堂先生(森山直太朗)との出会いによって、大きな転換期を迎えます。藤堂先生とは一緒に歌うシーンもあるので、ぜひ注目してほしいです」とメッセージを送った。(リアルサウンド編集部)


    ニュース設定