巨人・菅野、7回2失点の力投 西勇に連続痛打も吉川尚の逆転弾で白星権利

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2020年06月19日 20:44  ベースボールキング

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巨人・菅野智之 (C) Kyodo News
◆ 5回の走塁で交錯、ハプニング発生も続投

 巨人の菅野智之投手が19日、阪神との開幕戦(東京ドーム)に先発登板。相手先発・西勇輝に2打席連続打点を許したが、7回を2失点でまとめ勝利投手の権利を得た。

 菅野は3回途中まで打者8人をパーフェクトに封じ込めていたが、二死無走者の場面で9番・西に痛恨のソロ被弾。初球の真っ直ぐを狙い打たれ先制を許した。1−1で迎えた5回は、一死二塁のピンチで再び西と対戦。今度はスライダーを左中間へ弾き返され1−2と勝ち越された。

 5回の打席では西から意地の右前打を放ったが、続く吉川尚の投ゴロで二塁封殺。このプレーで遊撃・木浪と交錯し、菅野は足をひきずりながらベンチへ戻った。患部の状態が心配されたが、右腕は6回以降も続投。6回は5番・福留を併殺に仕留めるなど要所を締め、7回はこの試合3度目となる3者凡退で終えた。

 巨人は1点を追う7回裏、阪神2番手・岩崎を攻め代打・石川の右前打などで一死二塁の好機を作ると、吉川尚が逆転2ランを右翼席へ。この瞬間、7回107球、6安打2失点、8奪三振無四死球と力投した菅野に勝利投手の権利が発生した。
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