ソフトバンク栗原、開幕戦でサヨナラ打　延長10回、引き分け目前の千金打！

○ ソフトバンク 2x − 1 ロッテ ●
＜1回戦・PayPayドーム＞

　新型コロナウイルスの影響でシーズン延期が続いていたプロ野球が、6月19日に約3ヵ月遅れで開幕。ソフトバンクは無観客で行われたロッテとの開幕戦を、延長10回の末サヨナラ勝ちで制した。

　ソフトバンク打線はロッテ先発・石川の前に6回まで2安打無得点と沈黙。それでも0−0で迎えた8回、ロッテ3番手・ジャクソンに対し1番・上林、2番・栗原の連打で一死一、三塁の好機を作ると、3番・柳田の左犠飛で待望の先制点を奪った。

　投げては先発・東浜が5回無失点と好投。6回以降も嘉弥真、岩崎、モイネロが無失点でつないだが、9回に守護神・森が同点適時打を浴びた。

　今季は特例により延長は10回まで。土壇場で試合を振り出しに戻されたソフトバンクだったが、10回に先頭の代打・明石の右前打などで二死三塁とし、栗原がサヨナラ適時打を中前に弾き返した。

　勝利投手は、10回表を無失点に抑えた6番手の高橋礼。昨季12勝を挙げ新人王に輝いたサブマリンに今季初勝利が転がり込んだ。