本田圭佑「人生を変えるかもしれない」“伝える事”の重要性

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2020年06月21日 10:02  テレビドガッチ

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本田圭佑が、6月20日放送のサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:20〜)にゲスト出演。「言葉の力」に迫ると共に、本田が提供する音声サービス“Now Voice”に込められた思いを明かした。

これまで日本、ヨーロッパ、中南米、オセアニアと世界各地でプレーしてきた本田だが、新天地としてブラジルを選んだのにはSNSの存在があったという。ボタフォゴのファンがTwitterで「#本田さんボタフォゴに来て」という日本語ハッシュタグを使った熱烈なキャンペーンを展開。「オファーを頂いたときにファンも猛烈にコンタクトしてきたんです。それが異常なくらい凄くて(笑) 経営陣だけじゃなくてファンからもオファーするやり方を初めて体験しました。もちろんブラジルのリーグのレベルが高いというのはありましたが、かなり後押しになりました」とファンの言葉に心を揺さぶられた当時の心境を明かした。

そして加入後、デビュー戦ゴールを決めるなど存在感を示した本田。しかし、ブラジルも新型コロナ禍の影響で自粛生活が続いていたが、ブラジルのコロナの状況について「外に出ていないし、正直なところよくわかっていない」と述べ、経済格差の大きなブラジルでは、実際に生活していて感じることと、ニュースで見る悲惨な状況に違和感を覚えるほどだという。そんな状況下で本田は経営難のボタフォゴに経済支援を提案。アウトゥオリ監督は「本田は真のプロフェッショナル」と讃えている。

そして、話題となっているのが自粛中のルーティン。朝は5時45分頃に起床し、夜は21時45分頃に就寝するのを目標に1日を過ごし、自身にとって1番ハードだという英語の勉強を朝のうちに済ませることを徹底している。また、吉本新喜劇を見て寝るという意外なルーティンも披露。アスリートなので早く寝ることを心掛ける中で、リラックスする方法を探すうちに新喜劇が子守唄に。子供の頃から見ていた新喜劇ならではの様式美を体が覚え、心穏やかに眠れるのだという。

そんな本田が、今も昔も変わらない信念が「自分と向き合って自分を高める事」。「やるからには1番になれ」という父の言葉の影響が大きいのだとか。そうやって己を貫く本田には、その後の生き様を予感させるいくつもの名言がある。「何で他人が俺の進む道を決めんねん。自分の道は自分が決める」。これは2008年、当時21歳だった本田が北京オリンピックを前にVVVフェンロへ移籍した際に「このタイミングの移籍はリスクがある」という反対意見に向けて放った言葉。移籍した本田はオランダでゴールの山を築くと、オリンピックより先に日本代表デビュー。翌年には代表初得点を決めるなど、自らの道を拓いていった。

さらに2010年の南アフリカワールドカップでは、グループリーグ第1戦でカメルーンを相手に決勝ゴールを決め「昨日が(24歳の)誕生日だったので持ってるな」と言い放ち、お茶の間に「持ってる男」のイメージを浸透させた。その後も「成功すれば挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めないだけ」「自分の夢、そんな簡単に諦められるか」「成長スピードが日本人のままじゃダメ」と自身が発した言葉と向き合うことで結果を残してきた。そして2014年、27歳でACミランに移籍した際の会見で、どうしてACミランを選んだのか問われると「心の中のリトルホンダに聞きました。どこのクラブでプレーしたいんだと。するとリトルホンダがACミランだと答えたんです」と発言。人々の心に突き刺さる言葉を発してきた。

そして、SNSのイメージが強い本田だが、フォロワー数107万人を誇るTwitterを始めたのは2017年と意外なことに後発スタートの部類にはいる。「僕、SNSが苦手なんですよ。インスタとかYouTubeも始めたのが遅くて。自分の写真とかを載せるのは得意じゃない」と明かし、実はSNSを使いこなしている実感はないという。ただ、Twitterは性に合っていると感じており、「格好を気にせずテキストだけなので。立ち上げた“Now Voice”も音声だけなので、いつでもどこでもやれるという意味ではやりやすい」と話した。

本田が語った“Now Voice”は、世界のトップランナーの本音が聞ける定額制の音声サービス。Twitterは使いやすいが140文字では誤解を生じさせる恐れがあり、インスタグラムやYouTubeは映像を使って思いを伝えるには良いが作成にかなりのエネルギーが必要……。もっと気軽にしたいと考えた結果、音声に目を付けたのだという。

トップランナーを集めたことについては、「きっと彼らも自分を変えるきっかけになった一言を覚えていると思う。その一言がもしかしたらあなたの人生を変えるかもしれない」と新サービスに込められた思いを伝えた。

言葉の力が日本を変える――。「結果を出す人は、人の言ったことをうまく解釈できる人、吸収力のある人といえるのかな? 同じ言葉でも、自分が尊敬している人から聞くのとそうでないのでは違うと思うんです。僕はそういう人が周りにいて、いろんな名言が心に刺さり、それが今の自分に繋がった。成功している人の声や哲学をスマホひとつで聞けるというのは、僕が子供の頃にいろいろな人から教わったのと同じようなことを提供できるのではないかなと考えました」と言葉の持つ力について語った。

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