私とペット 第2回 雲田はるこ×ぱる

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2020年06月22日 13:09  コミックナタリー

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ぱる
「おうち時間をともにする愛するペットを、思う存分自慢してもらいたい!」そんな思いでスタートした、コミックナタリーのコラム連載「私とペット」。第2回には、5月に仔犬をお迎えしたという雲田はるこが登場した。先代を今年の2月に亡くしたばかりの雲田が、縁があって出会った新たな仲間・ぱる。仔犬の持つパワーに癒やされ、前向きな気持ちを持てるようになったと語る雲田の言葉とともに、ぱるの愛らしい写真に癒やされてほしい。

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取材・構成 / 増田桃子

名前ぱる
あだな:おもち(先代と同じ名前なので、使い分けるときに)

種別シェットランド・シープドッグ

誕生日 / 年齢2020年4月1日 / 月齢2カ月

初めて出会った日5月の庭のバラが満開の日にやってきました。
知人の紹介で出会いました。
仔犬の引き取り手はすでに決まってしまっていたんですが、コロナ禍で遠方の方が引き取りに来れなくなったそうで、じゃあうちで飼わせてください、ということになりました。
先代の犬を亡くして間もなかったんですが、ご縁を感じて感謝しています。

好きな食べ物ちゅるび〜・ミルク

好きな遊びダッシュ

チャームポイント後ろ足のくるぶしソックス・仔犬特有のモフ毛

好きなところまだまだ大きな耳と小さくて丸い頭。触り心地が良いです。
遊んでるときなどにふいに漏れる「ワフーン」という仔犬声もたまらんです。

おうち時間の過ごし方日に3回、仔犬の食事の時間はこまめです。
それ以外はほとんど寝ているので、ごはんの後にしばらく遊びます。
夕方に気分が盛り上がると、ダッシュの時間があります。
ワクチンを打って、外にも出れるようになってきたので、家の周りに出してやるとダッシュします。ダッシュしてると本当に楽しそうです。
仔犬ならではの時間の過ごし方も愛しいものですが、早く一緒に何キロも歩いたり、旅に行ったりもしたいです。

ぱるやペットへの思いペットとの出会いは、誰にとっても特別で運命的なものがありますが、ぱるちゃんもそんな感じがしています。
私の家では代々シェルティを飼っていて、ぱるちゃんは、7匹目。ぱるの名前は三代目になります。
15歳の老犬だった先代のぱるを亡くしたのは今年の2月末のこと。
そこからあれよあれよとコロナウイルスの猛威が広がり、この世って地獄かな? くらいに気持ちが落ち込みました。
失って日も浅く、別の犬を飼うには心の準備もいりました。
飼うことが決まってからは毎晩、先代のことを思い出して泣きました。
しかし、三代目のぱるちゃんはそんなふうにくよくよしている隙もなく、私たちの生活にあっという間に馴染みました。
仔犬が持つパワー、希望の力はすごいものです。
先代のぱるのことは、己の分身くらいに思っていたので、出口のない寂しさや孤独感から抜け出せずにいましたが
三代目のおかげでそんな暗い気持ちはだんだん薄れ、犬との良い記憶が蘇り、前向きな気持ちに変わってきています。
ぱるとぱるは、すごく似ているけど別の犬です。どっちも同じくらい大切な私の仲間です。
これから、たくさんの新しい思い出を作っていきたいです。
短く儚い仔犬時代に、ナタリーさんからこのような企画にお誘いいただいたことも感謝しております。
私のツイッターで成長記録の写真をあげていますので、見にきてやってください。

読者へのメッセージ気の抜けない時期がまだまだ続いておりますね。
どんなに絶望しても、大事なものを失っても、希望をみつける力を失わないでください。
希望はすぐそばに、あなたのペットのように、存在しているはずです。
あなたのおうち時間に、休めないお仕事の合間に、つらくて眠れない夜に、ペットと同じように、マンガで気持ちを癒してもらえたら幸いです。

雲田はるこ2009年に東京漫画社から発売された「窓辺の君」で商業デビュー。2010年にリブレのアンソロジー「Citron」にて「いとしの猫っ毛」を連載開始。以降、BE・BOY GOLD(リブレ)、on BLUE(祥伝社)などBL誌を中心に活躍する。2010年にITAN(講談社)にて連載を開始した「昭和元禄落語心中」は、2013年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門、2017年に第21回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。また2016年よりTVアニメ化、2018年にはTVドラマ化もされた。

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