「ブラック・アイド・ピーズ」メンバー、ファーギー離脱の理由を語り「彼女を100％支持する」

アメリカ発の大人気音楽グループ「ブラック・アイド・ピーズ（Black Eyed Peas）」。元々男性3人だけで活動していた同グループにファーギーが2003年に加入し、それ以降は全てというほど大ヒットを記録してきた。しかし2017年にファーギーが離脱しており、このほどメンバーは彼女がグループを離れた理由を初めて語った。

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ブラック・アイド・ピーズは当初、ウィル・アイ・アム、アップル・デ・アップ、タブーの3人で活動しており、2003年にファーギーが加わった。それからというものグラミー賞ではベスト・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞など6回も受賞しており、ヒット曲を生み出してきたが、2017年にファーギーがグループから離脱している。

今月19日にはブラック・アイド・ピーズのアルバム『Translation』がリリースされたが、同アルバムについてメンバーが『Billboard』のインタビューに応じた。その中で「ファーギーは新アルバムを（発売前に）聴きましたか？」と問われ、ウィル・アイ・アムはこう答えている。

「いや、聴いてないよ。彼女が聴くのは発売後だろう。気に入ってくれるといいけど。」
「彼女とは年に何回か連絡をとっているよ。メンバーの誕生日とか、クリスマスとか、イースターとかね。」

そしてファーギーの離脱の理由について、このように明かした。

「彼女は母親業に専念しているんだ。母親って大変な仕事だし、彼女はそこに本当に力を注ぎたかったし、僕らは彼女の味方だった。僕達に離脱したいと連絡してきたんだ。これはファーギーが決めたこと。それを僕達は尊重しているよ。」

メンバーのアップル・デ・アップも「残念ながら僕らのスケジュールと彼女が素晴らしい母親になりたい、そこに専念したいっていう希望が合わなかったんだ。ウィルが言ったように僕らは彼女を100％支持するよ」と語った。

ファーギーは2009年に俳優のジョシュ・デュアメルと結婚、2013年には第1子アクセルくんを出産した。しかし2017年に2人は破局し、現在はファーギーがシングルマザーとしてアクセルくんを育てている。

またインタビューでは、新メンバーとしてJ. レイ・ソウルがグループに加入したことについても触れた。彼女はフィリピンの才能発掘番組で見事優勝したシンガーソングライターだ。

メンバーのタブーは、J. レイ・ソウルについてこう話している。

「僕らが必死に努力してきたこの道のりは長かったよ。成長したし、モチベーションを保つため、振り返らずに前だけを見るため、ポジティブに、そして楽天的にいるためにできることは全部してきた。そして今回、J. レイ・ソウルという新しいアーティストを生み出したんだ。彼女への称賛と尊敬を送りたいね。」

ちなみにファーギーは、自身のインスタグラムにブラック・アイド・ピーズのアルバム発売日にそのジャケット写真を投稿。「おめでとう、ファミリー」と言葉を添えている。



画像は『Black Eyed Peas　2020年5月5日付Instagram「An elevator opens and you see these iconic four insideAn elevator opens and you see these iconic four inside」』『Fergie　2020年2月15日付Instagram「＃axljack my valentine everyday」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　Tina）