コロナ禍でロケ地“消滅”も ドラマの現場「キスシーンNG」など悪戦苦闘

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2020年07月01日 11:30  AERA dot.

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写真「浦安鉄筋家族」 (「浦安鉄筋家族」製作委員会提供)
「浦安鉄筋家族」 (「浦安鉄筋家族」製作委員会提供)
「半沢直樹」や「ハケンの品格」などのヒット作の新シリーズも目白押しの今季ドラマだが、収録休止で予定が狂ったり、綿密な感染防止対策を強いられたりと、現場は悪戦苦闘。再開するドラマの見どころと舞台裏を紹介する。

【おまたせ!再開するドラマの放送予定一覧はこちら】

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 続々と収録が再開しつつあるものの、前例のない中断によって思わぬ“トラブル”も起きている。

「浦安鉄筋家族」(テレビ東京系)では、収録休止の間にロケで使用していた一軒家が取り壊されるという事態に。主演の佐藤二朗は本誌にこう事情を明かす。

「元々、取り壊し予定の一軒家を撮影で使っていたんです。4月中ごろにクランクアップするはずが、撮影が止まっている間に家だけ予定どおり壊されてしまったようです。実は壊された家は内観だけ使っていて、外観に使われている家は別にある。だから、今は玄関の扉を開けたら更地という状態です(笑)」

 困った展開だが、同ドラマの原作漫画ではしばしば家が崩壊するシーンがあり、「非常にこの作品らしいエピソードなので、原作ファンは喜んでいらっしゃいます」(佐藤)。テレビ東京によると何とか新たな家が決定し、6月28日に収録を再開させるという。

 ただ、収録が再開しても、現場は感染症対策に悪戦苦闘していると佐藤は話す。十分な対策を取りながら撮影を進めているという。

 配役を決めるオーディションはオンラインで行われるなど、「リモート化」も進むが、ドラマ収録の現場では、各局ともに苦労が絶えないようだ。ドラマ制作会社の関係者がこう語る。

「動きの確認やリハーサルまでは演者はフェイスシールドを着用したままで、素顔で演じるのは本番だけ。一度フェイスシールドをかぶるとセットした髪が崩れるので、上下逆にかぶってしのぐ女優さんもいます」

 求められる厳しい条件に、制作会社側からは悲鳴があがっているという。

「局のガイドラインで現場に入れる演者やスタッフの人数、各人が何メートル以上離れるなど細かく規定されている。キスシーンがNGな場合などもあり、脚本を書き換える必要も生じる。制作会社側が負担に耐えられず、夏以降に予定されていた作品ですでに中止に追い込まれたものもあります」

 春ドラマの放送が後ろ倒しになっていることに加えてこうしたドタバタの影響もあるのか、すでに情報公開されていた夏スタートのドラマにも影響が出始めている。「半沢直樹」の次のクールに控えていた阿部寛主演の「ドラゴン桜2」(仮)は、6月19日に放送延期を発表。前出の影山教授はこう語る。

「コロナ『第2波』の影響など予期せぬ事態もあり得るので、状況次第で来年に延期される可能性もあるのでは。阿部寛さん主演ならば1年経とうが価値は下がりませんが、他のドラマでも延期が出てきた場合、メインキャストが“旬”を過ぎてしまう事態もあり得る。芸能界は水物ですからね」

 そもそも、春夏秋冬3カ月ずつの4クールに分けられてきたドラマのあり方自体にも、再考が求められてもおかしくない。

「米国など海外では長尺の作品がスタンダード。1クール10話前後の日本のドラマは始まったかと思えばすぐ終わってしまい、海外にセールスをかけるときに不利になると聞いています。コロナ禍で在宅時間が増えた人も多いので、話数を増やして見ごたえのある骨太の作品をつくる動きが生まれてくればおもしろいですね」(影山教授)

 ピンチをチャンスに変え、私たちに勇気を与えてくれるドラマに期待したい。(本誌・岩下明日香)

※週刊朝日  2020年7月10日号より抜粋

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  • フィルムコミッションのページ見るとボランティアの映画ならドラマエキストラ募集再開しているから一度ある映画のエキストラ参加したことあるけど撮影の裏側見て面白かったなぁ https://mixi.at/abjElcU
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