野村弘樹氏、DeNA・中井は「勝負強さと読みが素晴らしい」

● 巨人 3 − 5 DeNA ○
＜2回戦・東京ドーム＞

　1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−DeNA戦』で解説を務めた野村弘樹氏が、代打で安打を放ったDeNA・中井大介の打撃を評価した。

　1−3の6回二死一塁の場面で、代打で登場した中井は、巨人の先発・メルセデスが投じた初球、2球目のストレートを見逃し簡単に追い込まれる。3球目は低めの変化球を見逃しボールを選ぶと、4球目のスライダーをライト前にはじき返す安打でチャンスを広げた。

　野村氏は「今のは、うまかったですね」と評価し、「2球外めのストレートが甘めなんですけど、全く手を出さないんですよ。代打でいくときファーストストライクを含めて、1球勝負じゃないですか。ポンポンとストライクを取られて、どうするのかなと最後の最後に変化球を打ちましたけど、絶対1球変化球がくると思って打席に入っていたんでしょうね。1球にかける思いと、勝負強さと読みが素晴らしいなと思いましたね」と絶賛した。

（ニッポン放送ショウアップナイター）