昭和歌謡・伝説の作家7人の音楽人人生を懐かしいヒット曲とともにひも解く

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2020年07月02日 13:00  ORICON NEWS

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写真BSテレ東、『昭和歌謡の輝き!思い出を紡いだ伝説の作家7人』7月7日に3時間スペシャルで放送
BSテレ東、『昭和歌謡の輝き!思い出を紡いだ伝説の作家7人』7月7日に3時間スペシャルで放送
 7月7日は「BSテレ東の日」。その目玉として、3時間スペシャル『昭和歌謡の輝き!思い出を紡いだ伝説の作家7人』(後7:00〜9:49)がBSテレ東/BSテレ東4Kで放送される。BS7チャンネルにちなんで今回、昭和歌謡を牽引した作曲家、作詞家から「伝説の作家」7人をピックアップ。名曲が生まれた背景にあった驚きのエピソードを掘り起こし、7人の“伝説の作家”たちの音楽人生を、懐かしいヒット曲の数々とともに特集する。

【画像】番組のイメージカット

 その7人とは、古賀政男、遠藤実、市川昭介、星野哲郎、船村徹、阿久悠、三木たかし。彼らが紡ぎ出し、昭和の時代に黄金期を築き上げた歌謡曲。歌い手たちによって届けられた数々の歌は大衆に寄り添い、時には喜びを分かち合い、時には沈んだ心を慰め励ました。さらに、ラジオやテレビから流れる歌謡曲はなによりも娯楽として、市民の生活に潤いを与えるものだった。それらの名曲はどのようにして生み出されたのか。伝説の作家7人の歌に対する思いが凝縮された座右の銘、ヒット曲を提供した歌手との絆を柱に、その音楽人生をヒット曲と貴重なインタビュー映像を交えて紹介していく。

■“歌謡曲の父”作曲家・古賀政男

 NHKで放送中の連続テレビ小説『エール』で野田洋次郎(RADWIMPS)が演じる木枯正人のモデルとしても注目を集めている、古賀政男。貧しかった幼少期の思いを原点にギターやマンドリンで作曲を重ね戦前戦後の昭和を彩った。紡ぎ出した旋律は“古賀メロディー”と呼ばれる。また、「藤山一郎なくして、古賀の名声はなかった」とされる2人の絆とは? 紹介楽曲は、「影を慕いて」「東京ラプソディー」「丘を越えて」「酒は涙か溜息か」(いずれも歌は藤山一郎)。

■“青春歌謡の旗手”作曲家・遠藤実

 東京生まれだが戦争で新潟に疎開。生活は貧しく音楽だけが支えだった。17歳で上京し演歌師として活動。その間、独学で作曲を習得した。舟木一夫に提供した青春歌謡で名声を確立する。「高校三年生」「修学旅行」「仲間たち」「学園広場」(いずれも歌は舟木一夫)

■“笑顔と感性”作曲家・市川昭介

 早くに両親を亡くし、高校卒業後、歌手デビューを目指し上京。人気歌手の付き人をする傍ら作曲法とピアノを習得。人柄の良さで知られる。都はるみの “はるみ節”を完成させた。「アンコ椿は恋の花」「涙の連絡船」「大阪しぐれ」「好きになった人」(いずれも歌は都はるみ)

■“演歌の魂”作詞家・星野哲郎

 憧れていた遠洋漁業の船員になるが腎臓結核のため断念。闘病の中で歌謡同人誌に投稿するようになりプロの作詞家へのチャンスを掴んだ。北島三郎に海の匂いを感じ、多くの名作を提供。「なみだ船」「兄弟仁義」「函館の女」「風雪ながれ旅」(いずれも歌は北島三郎)

■“演歌巡礼”作曲家・船村徹

 生まれ故郷、栃木県日光市の自然豊かな原風景を心の支えにスケールの大きい人間ドラマをメロディーにした。座右の銘は「歌は心でうたうもの」。美空ひばりへの楽曲提供は戦いであった。「みだれ髪」「ひばりの佐渡情話」「哀愁波止場」「三味線マドロス」(いずれも歌は美空ひばり)

■“創造と企画力”作詞家・阿久悠

 大学卒業後、広告代理店に入社。コピーライター、CM制作を手がけながら放送作家としても活動。その後、作詞家に転身。作詞はタイトルから書く。岩崎宏美にデビュー以来連続14曲を提供。彼女を父親の目線で育てた。「二重唱」「ロマンス」「シンデレラハネムーン」「思秋期」(いずれも歌は岩崎宏美)

■“マルチの才能”作曲家・三木たかし

 10代半ば歌手を志すも、作曲家に転身。ポップス、演歌、ミュージカル、アニメソングとジャンルを問わずヒット曲を量産。妹は歌手の黛ジュン。テレサ・テンが日本で復活した三部作を手掛ける。「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」「別れの予感」(いずれも歌はテレサ・テン)

■岡田英吉プロデューサー(BSテレ東制作局)のコメント

 昭和歌謡の粋がぎゅっと詰まった3時間。作家と歌手との知られざる感動のエピソードが満載です。さらに時代を彩った懐かしい歌唱映像もたっぷり! プロの矜持とは…、歌にかける思いとは…、精神をギリギリまで研ぎ澄ませて曲が作られる過程を、ここまで丁寧に追った番組は他にはありません。

 次々に難易度の高い歌をぶつけていった船村徹と美空ひばりの「闘い」、テレサ・テンを輝かせるため三木たかしが自らを追い込んだ極限状況、貧しい家庭に育ち青春を知らずに育った遠藤実が舟木一夫「高校三年生」に込めた知られざる思い、清純派の岩崎宏美に阿久悠があえて課した挑戦、星野哲郎と北島三郎の熱き友情、手塩にかけた都はるみへの市川昭介の愛情、そして古賀政男と藤山一郎の奇跡の出会いと快進撃…。

 そしてそれぞれの歌い手が魂をこめて歌う迫力満点の歌からは、コロナ後の時代を生き抜く元気と心癒される強い感動をあらためて感じることができます。そして若い世代の皆様には今まで知ることのなかった昭和という時代が持つパワーを受けとることができるでしょう。

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