アーセナルのポルトガル代表DFセドリック・ソアレスは、新天地でのデビュー戦でゴールをあげた心境を語った。2日、クラブ公式サイトが伝えている。
1日に開催されたプレミアリーグ第32節のノリッジ戦で、77分から途中出場しアーセナルでのデビューを飾ったセドリック。冬のマーケットでサウサンプトンから加入した28歳の右サイドバックは、投入から4分も経たない81分、CKのこぼれ球をボックス外から豪快に左足で叩き込み、衝撃的なデビュー弾でとどめのチーム4点目を記録した。アーセナルでのデビュー戦でゴールを決めた選手は、ここ10年でガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン以来3人目となる。
1月にアーセナルに加入後、ケガやリーグ戦中断でなかなか出場する機会を得られなかったセドリック。その分、新天地でデビューを飾り得点をあげた喜びは大きかったようだ。
「素晴らしい気分だ。まずはアーセナルの選手としてエミレーツ・スタジアムでプレーできて、そしてそこに得点まで加えることができて、とても、とても嬉しいよ。だけどチームメイトたちには感謝しなければいけない。この(デビューまでの)期間彼らは僕を助けてくれた。彼らのリアクションを見れば、彼らもとても嬉しそうだった」
また、右サイドバックの選手のゴールにはあまりみられない、逆足でのボックス外からのミドルシュートだったことについてはこのように語っている。
「こんなゴールは前にもあったんだ。リスボンにいた時、スポルティングで左足からゴールを決めた。あの瞬間は、まさにああするべき時だと感じたんだ。ボールがそこにあり、チャンスがあったからシュートを選択した。それがゴールにつながってとても嬉しいよ」
ようやくアーセナルでその実力を見せた冬の新戦力は、プレミアリーグ終盤戦のアーセナルの戦いに大きな貢献を果たすことだろう。