「カオスすぎる…」某巨大掲示板で話題になった“線路だらけ”のジオラマ

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2020年07月03日 07:00  ORICON NEWS

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写真常設カオスレイアウト 制作・画像提供/kaoden
常設カオスレイアウト 制作・画像提供/kaoden
 レールの間隔が9mm、縮尺1/148〜1/160という規格で作られた精巧な鉄道模型・Nゲージによるレイアウト(鉄道模型を使ったジオラマ)は、SNSでも数多く発表されている。そのなかでも、Kaodenさんは“敷鉄”と言っても過言ではないほど、レールを敷き詰めたインパクトのあるレイアウトが特徴的。なぜここまでレールを敷き詰めたレイアウトを制作したのか?本人に話を聞いた。

【ジオラマ写真】これが「カオス」たるゆえん…線路密集地に集結した8台の電車ほか、香生洲電鉄コレクション

■自身のハンドルネーム「カオス」にちなんで「香生洲(かおす)電鉄」が誕生

――Kaodenさんが、Nゲージにハマったのはいつごろですか?

「小さい頃におもちゃ屋さんで、アクリル板越しに見たレイアウトに憧れました。トミックスの名鉄パノラマカーを、指をくわえて見ていたのが原体験ですね。その後、コロタン文庫の『Nゲージ大百科』に載ってた、トミックスのレイアウトベース使用のトンネルあり引き込み線ありのミニレイアウトを見て、『いつかこんなの作りたい』と思ってました。オッサンになってNゲージを再開したころミニカーブレール(標準間隔37mmを保って配置することができる小さな半径のカーブレール)が発売され、『これなら作れる』といらないコンクリートパネル(500mm×800mm)をもらって、レール並べをはじめたのがすべての始まりです」(Kaodenさん/以下同)

――ツイッターで使用されているご自身のハンドルネームは、非常にユニークな由来を持っていらっしゃると伺いました。

「初代ミニレイアウトを2008年に作り、それを某巨大掲示板にアップしたところ、所狭しとレールが並ぶのを見た誰かが『カオスだ』と言ったので、その板で“カオス氏”と呼ばれるようになり、そのままハンドルネームにし、自分で制作するレイアウトの中を走る架空鉄道の名前も『香生洲(かおす)電鉄』にしました(笑)。

 実はその板で、作品をアップし、上げた者同士で作品の特徴の名前をつけて互いの作品を好き放題批評し盛り上がっていたのをきっかけに、そのメンバーでオフ会を開き、現在は約30人ほどの「激団サンポール」という会になりました。今では、さまざまなフェスに出展し、知名度も上がってメンバーも増えました。凄腕ぞろいで私は古参ですが末席です(笑)」

■実際にはありえないギッシリ感を「ありそう」と思わせるように

――“カオス”と言われたレイアウトの中でも、代表作「常設カオスレイアウト」は立体交差も含め、驚くべき密度でレールが敷かれています。

「昨年やっと念願の模型部屋を手にし、レイアウトが常設できるようになったので、『好きなだけ力一杯レール並べてやるぞ』と意気込んで、『いかにこのスペースでたくさんレール引けるか』少しずつアイデアを暖めました。

 もともと車両が好きなんで、どうせならなるべくたくさん同時に走らせたいし置きたい。というのが基本で、常設レイアウト以外もすべてこのコンセプトで作ってます。私はそれが当たり前だと思ってたらどうもそうではないようで…(笑)。

 常設レイアウトはだいたい1200mm×1300mmですが、このコンセプトに沿って作ったらこうなりました。複線の重ね8の字と、その内側に単線の重ね8の字と路面電車の走るエンドレスがあります。そしてそれぞれに留置線を数本ずつ用意しているので線路だらけです。複線は実在のモデルを走らせ、単線と路面電車は架空鉄道『香生洲電鉄(カオ電)』を走らせてます。

 制作は、ホームセンターで売っているカネライトフォームという建材を切ってもらったものをベースに、その上にレールを並べました。本来は地面工作をすべきですが、よりよいレール配置が思い付いたら並べ変えてるのでなかなか踏み切れません。『レイアウトに完成はない』ので日々更新。『秘伝のタレ状態』とか『サグラダファミリア』のような感じです(笑)」

――これだけのレールをこだわって敷くとなると、大変な苦労が目に浮かびます。

「苦労とも楽しみとも言えますが、スペースフル活用のため交差が多くなり、橋桁の設置スペースや勾配の角度には苦労しました。また少しでも多く車両を置くためにたくさん線路をひいたため、ぶつからないように車両限界ギリギリにレールを配置したところが多数あります。

 この作品に限りませんが、スペースを最大限活用しつつ、レイアウトから物語が見えるようにすること、がこだわりでしょうか。駅やらバスやら建物やら、こんなギッシリなのは実際にはありえないんだけど、ありそうって思わせちゃうように」

――ツイッターで作品を発表されてから、どのような反応がありましたか?

「レイアウト全景を固定ツイートにしたら、多くの方から面白いとか新鮮だという反応をいただきました。もともとの仲間からは『らしいな』という反応ですが(笑)」

――Kaodenさんにとってレイアウト(ジオラマ)とは?

「『世界を広げてくれたもの』でしょうか。10年ちょっと前になんとなく作品をアップしたところから始まって、激団サンポールの皆様はもちろん、ネットの向こうの方々との交流も広がりました。これからも、『自分が楽しむこと』を信念に、制作していきたいと思います」

このニュースに関するつぶやき

  • 三郷ジャンクションもビックリw
    • イイネ!2
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  • スーファミの「シムシティ」で交通が鉄道だけの街を作った事があるがきっとこんな感じなんだろう、もちろん【道路を作れ】と要望が来たぞ!
    • イイネ!22
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