『M』アユ役で注目の安斉かれん、「私でいいの?」という不安を覆すまで

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2020年07月03日 08:40  ORICON NEWS

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写真ドラマ『M 愛すべき人がいて』でアユ役を演じた安斉かれん(写真:田中達晃/Pash) (C)oricon ME inc.
ドラマ『M 愛すべき人がいて』でアユ役を演じた安斉かれん(写真:田中達晃/Pash) (C)oricon ME inc.
 浜崎あゆみの誕生秘話を描き、SNSを中心に大いに盛り上がっているドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系/ABEMA)。強烈な個性を放つ出演者たちの中で“アユ”役を演じているのが、自身も歌手である安斉かれんだ。「私でいいの?」と大先輩を演じる不安を感じたという心境やSNSでの“イジり”、さらにアーティストとして受けた影響などを聞いた。

【写真】『M』の怪演話題、礼香役の田中みな実が惜しげもなくギリギリボディを披露

■SNSは大喜利状態、副音声でもイジられ…「視聴者の方もドラマに参加してくださっているよう」

――ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)がSNSなどでも大きな話題となっていますが、どう受け止めていますか?

【安斉かれん】とてもありがたいことに、毎週トレンド入りをさせていただいていて。Twitterを覗くと大喜利みたいになっていて面白いですし、伊集院光さんや古市憲寿さんの副音声も楽しかったです(笑)。なんだか、視聴者の方も一緒にドラマに参加してくださっているようで、すごくうれしかったですね。周りの友だちからは、「出てるよ〜、ウケる!」と言われています(笑)。

――ご自身もアーティストでありながら、先輩アーティストを演じるのはいかがでしたか?

【安斉かれん】最初は正直、「私でいいの?」という気持ちでした。ただ、リアルと虚像は違いますし、小説とドラマも違うので、あまりプレッシャーにならないように、監督さんたちと一緒に“ドラマの中のアユをどう演じるか?”ということを考えながら演技させていただきました。劇中では、上京前からスターにのぼりつめた後まで、すごく長い時間軸のストーリーを演じなければならなくて。ひとつのドラマの中で、アーティストとして進化していくアユ、その感情の変化を表現するのは難しかったですが、そこも含めて楽しかったです。

――ドラマのアユをどんなイメージで演じていましたか?

【安斉かれん】アユは周りに「バカだな」と言われたりもするんですが、好きなものには一途な真っ直ぐさがすごく伝わってきたので、そこを自分なりに表現したいと思いました。もちろん、浜崎あゆみさんのMVを観たり、音楽を聴いたりして、ご本人をイメージしながら演じてはいたのですが、そこに偏りすぎないようにも意識しながら役作りをしていきました。

――独特なセリフ回しや口調も印象的でした。

【安斉かれん】口調に関しては、私は普段もあんな感じといいますか(笑)。とくに作り込むようなことはしなかったですね。初めての演技のせいか、初々しさは自然とそうなるというか、台本を読んで感じた思いや感情に正直に、そのまま演じていたような気がします。

――田中みな実さん演じる礼香など、強烈なキャラが多い本作。アユの演技もなかなかインパクトが強いですが、苦労したことは?

【安斉かれん】普段、歌手として歌うときは“どれだけ自分を出せるか”という表現方法なんですが、お芝居はまったく逆の表現方法だったので、そこは苦労しました。最初はわからないことばかりだったんですけど、やっていくうちにどんどん楽しくなっていきました。

――アユとご自身と、何か共通する部分は?

【安斉かれん】私も好きなものに対しては一途なので、そこはドラマのアユと共通しているなと思います。でもそれ以外だと、恋愛の仕方や歌詞の書き方など、アユと自分は違う部分の方が多かったですね。

――プロデューサーの方曰く、「安斉さんの成長ぶりがすごかった」と。自分でも変化は感じましたか?

【安斉かれん】4ヵ月という短いようで長い時間だったんですけど、三浦翔平さん、田中みな実さんをはじめとする共演者のみなさんが仲良くしてくださって。和気あいあいとした現場だったので、すぐに雰囲気にも慣れました。演じているうちにキャラクターにも愛着がどんどん湧いてきて、最後のほうはすごくやりやすかったです。初めてのドラマが『M』で、本当に良かったと思います。

――コロナウイルスの影響で撮影が中断されましたが、その後の演技に影響はありましたか?

【安斉かれん】「またゼロから作り上げなくちゃいけないんだ」っていう不安はありました。でも、いざリハーサルに入ったら、自分なりにですが、なんとなくできちゃいました (笑)。

――なんとなくできちゃうのがすごいですね!

【安斉かれん】これまでも、全部なんとなくやってきたというか…。もちろん頑張りますし、ちゃんとやってるんですけど、自分なりのリラックスの仕方はわかっているかもしれないです。深く考え込みすぎるとよくないから「とりあえずやってみよう!」って、考える前に行動するようにしていますね。

――安斉さんにとって、アーティスト・浜崎あゆみさんはどんな存在でしたか?

【安斉かれん】小学校の頃に浜崎さんの曲で踊ったこともあったくらい、浜崎さんの音楽は普通に生活していても耳に入ってきました。世代を超えて存在し続ける、すごい方だというイメージです。

――ほかに、音楽との関わりは?

【安斉かれん】父の影響で小さい頃からロックを聴いていて、一緒にローリング・ストーンズのライブに行ったこともありました。ほかには、エレクトーンを習っていたり、サックスを始めて吹奏楽部に入部したり。それから、音楽全般、歌うことに興味を持つようになったんです。洋楽を聴くことが多かったので、自分がやることになって改めてJ-POPを耳にして、逆に新しいなと思いました。

――大きな注目が集まる中で新曲「僕らは強くなれる。」が7月22日にサブスクリプション限定配信されますが、プレッシャーは?

【安斉かれん】それは特にないですね。むしろ、ドラマが終わってアーティストに戻るこのタイミングでリリースできて良かったなと思っています。

――作詞を担当していますが、どんなことをイメージして?

【安斉かれん】実はこの曲、高1、2の頃からストックしてあった曲なんです。高校生のときに思っていたことを書いていたら、自然と応援歌になっていったというか。タイトルに“僕ら”とあるように、応援される人だけではなく、応援している人にも向けていて。部活のマネジャーさんや親御さんとか、そういう人も含めた応援歌をとして描きました。

――書いた当時から4年の時を経て、何か変化は?

【安斉かれん】歌詞は、4年前の気持ちと今の気持ちに差が生まれたところは書き直しました。これまでは、とにかく自分のことや、自分の中にある暗い部分を描くことが多かったんですけど、この曲はそういうのじゃないと思って。4年前の自分と、そこからいろんなことを経験して少しは強くなったであろう今の自分を合体させて、より多くの人に届くように歌いました。

――MVでは、京都橘高校のブラスバンドと共演。安斉さんもサックスパートを演奏しています。

【安斉かれん】楽しかったです〜。私自身はめちゃくちゃブランクがあったんですけど、高校生の子たちを見て、部活をやっていた高校生の頃の自分を思い出すことができました。去年の夏休みに撮ったんですが、コンクールの合間をぬって一生懸命取り組んで下さったかと思うと、感動で胸がいっぱいになりました!

――ちなみに今作を含め、詞を書く時に意識していることはありますか?

【安斉かれん】自分が見た風景、感じたことを日常的にスマホのメモに書いていて。曲をいただいたときに、その中から合うイメージを引っ張り出して歌詞にしていきます。高1のときからやっているので、ストックはかなりあります(笑)。

――潤沢なストックがある中で、詞にする際に苦労することは?

【安斉かれん】(即答で)それはなかったです!

――さきほどのドラマの話にしろ、苦労を苦労と思わないタイプなんですかね?

【安斉かれん】そうかもしれないです(笑)。好きだからやっているし、好きなことだから苦労も乗り越えられると思います。

――ちなみにドラマの撮影は早朝から始まることもあったと思いますが、早起きも平気なほう?

【安斉かれん】それは苦労しました(笑)。早起きは苦手なので、1分置きにアラームを設定して、無理やり目をこじ開けて、目薬をさして、顔を洗ってすぐに現場に向かってました。

――ほかに、何か苦手だなと思うことはありますか?

【安斉かれん】人前で話すのが苦手なんです。バラエティ番組とか、ついつい「あっ…」って止まっちゃう。でも、頑張ります!(笑)。

■今はとにかくやるしかない、最近の悩みは「暗い歌詞が書けない」こと

――ドラマ『M』への出演を経て、アーティストとして変化した部分は?

【安斉かれん】お芝居を経験したことで、今後のパフォーマンスに繋がることがたくさんあると思いました。あくまでも軸は音楽なんですけど、どれも楽しいし、挑戦できることは何でもしていきたいなと思いましたね。

――内面での変化はありましたか?

【安斉かれん】不安を感じなくなりました。とくにデビュー前は、「この先どうなるのかわからない」という不安でいっぱいだったんですけど、今は「とにかくやるしかない!」って、いい意味で吹っ切れたと思います。

――心身共に健康体であると。

【安斉かれん】そのぶん、最近暗い歌詞が書けないのが悩みなんです(笑)。でも、次の次あたりは暗過ぎる曲を書いて、逃亡しちゃったりして…って、それは冗談です。(笑)。つまり、いつまでも等身大の歌詞を書いていきたいなと思います。今後はジャンルを広げていきたいですし、作曲もだんだんとやっていきたいですね。変に力を入れすぎず、なんとなく(笑)、マイペースにいろんなことに挑戦していきたいです。

(文:星野彩乃)

このニュースに関するつぶやき

  • この子すごくかわいいと思うな。
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  • 二回目から全く見てない。この人だけじゃなくて出てくる役者全て気色悪いのは、脚本に難があるからじゃないの?。どっちらけ、どたばたコメディドラマって感じ、番宣出る度チャンネル変えてるw
    • イイネ!21
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