10戦4発の大砲ら、逸材が勢ぞろい! プロ注目の高校球児たち【九州 編】

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2020年07月03日 10:12  ベースボールキング

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写真明豊・布施心海 [提供=プロアマ野球研究所]
明豊・布施心海 [提供=プロアマ野球研究所]
◆ 注目の高校球児【九州地区】

 「新型コロナウイルス」の問題により、今年は春・夏ともに甲子園大会が中止となってしまった。

 それでも、次のステージで野球を続けようと考えている球児にとっては、これからが本番。各地の代替大会や大学・社会人チームでの練習参加など、それぞれがアピールを続けていくことになる。


 プロアマ野球研究所(PABBlab)では、そんな球児たちを応援する意味も込めて、『甲子園で見たかった将来有望選手』と題して、全国の有望株を紹介していきたい。

 第6回目となる今回は、「九州編」だ。


◆ “夏のセンバツ”で見られる逸材も

 今年の九州は各県に好投手が揃った。右腕では山下舜平大(福岡大大濠)、村上仁将(熊本工)、川瀬堅斗(大分商)、有馬太玖登(都城東)、八方悠介と前野将輝(いずれも鹿児島城西)、高田隼之介(鹿児島実)などの名前が挙がる。


 中でもスケールの大きさでは、山下と川瀬が双璧と言えるだろう。

 山下は186センチの長身から投げ下ろす140キロ台中盤のストレートが持ち味の大型右腕。まだ体の使い方は持て余したところがあり、体重移動のスムーズさにも欠けるが、指にかかった時のボールの角度は目を見張るものがある。

 大型だが指先の感覚も悪くなく、変化球でカウントがとれるのも持ち味だ。昨年秋に行われた招待試合では大阪桐蔭を相手に5回を投げて5点は失ったものの、12奪三振をマークした。


 素材の良さでは川瀬も負けてはいない。

 入学直後からマウンドを経験し、1年夏には早くも140キロ台のスピードをマーク。その後は故障に苦しんだ時期もあったが、昨年秋は不動のエースとしてチームを九州大会準優勝に導いた。

 高校の先輩である森下暢仁(現・広島)を彷彿とさせる伸びやかなフォームで、緩急を上手く使えるところも共通している。選抜の代替として8月に開催が決まった甲子園での交流試合では、高い注目を集めることは間違いないだろう。


 村上と有馬は上背がないものの、力強いボールが魅力の本格派。特に有馬は下級生の頃から注目の好投手で、宮崎県内ではNo.1の呼び声が高い。

 八方は久保康友(元ロッテなど)にイメージが重なる安定感のある投手で、同僚の前野も細身ながらセンスの良さが光る。川瀬とともに8月の甲子園での快投に期待だ。

 高田は中学時代から評判の大型右腕。まだ細身だが、体づくりが進めば一気にスピードアップしそうな雰囲気は十分だ。


 サウスポーは右腕に比べると数は少ないが、深浦幹也(福岡大大濠)と若杉晟汰(明豊)が早くから注目を集めている。

 深浦はたくましい体格を生かしたパワーピッチングが持ち味。打ってもパンチ力抜群で野手としての能力も高い。

 若杉は小柄ながらセンスが光る左腕。シャープな腕の振りでコーナーにきっちり投げ分けられる投球は、安定感十分だ。


◆ 明豊の“外野手コンビ”に注目

 野手では、昨年秋の九州大会チャンピオンである明豊に好素材が多いが、中でも目立つのが中軸を打つ布施心海と狭間大暉の外野手2人だ。

 布施は小柄だが抜群のリストワークとバットコントロールで旧チームからクリーンアップを任されており、昨年の選抜では及川雅貴(現・阪神)からも適時打を放った。

 新チームでもその打棒は衰えることを知らず、秋の公式戦は10試合で4本の本塁打を記録している。

 狭間は元々投手として注目を集めていたが、新チームでは4番に定着。懐の広いバッティングで広角に鋭い当たりを放つ。投手として140キロ台のスピードを誇る強肩にも注目だ。


 それ以外では、強打の捕手として評判の曽我幸大(日向学院)や、下級生の頃から注目の大型ショート・中村敢晴(筑陽学園)、熊本ではNo.1の強打者と言われている牛島希(九州学院)、攻守にセンスの良さが光る3拍子揃ったショートの西里颯(興南)なども将来が楽しみな選手たちだ。


☆記事提供:プロアマ野球研究所

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