今敏の「妄想代理人」制作記録まとめた書籍、没後10年を迎える8月に刊行

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2020年07月03日 20:03  コミックナタリー

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「KON’S TONE 『妄想』の産物」(c)2020 KON Satoshi (c)2020 KON'STONE
今敏によるTVアニメ「妄想代理人」の制作記録を収めた書籍「KON'S TONE 『妄想』の産物」が、8月下旬より販売される。

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今のオフィシャルサイト・KON'S TONEで公開されているテキストの一部に加え、絵コンテを収録した同書。今が「東京ゴッドファーザーズ」完成前の時期にTVシリーズを立ち上げようと思い至った理由、作品内容や作画・演出手法についての解説、製作現場のルポルタージュなどが綴られた。復刊ドットコムでは予約注文を受け付けている。

2010年8月に46歳で逝去した今は、アニメーション監督として「PERFECT BLUE」「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」「パプリカ」などを手がけ、マンガ家としては「海帰線」「ワールド・アパートメントホラー」といった作品を著した。「妄想代理人」は今が監督を務めた唯一のTVシリーズ作品。物語は人気キャラクター“マロミ”を世に送り出した有名デザイナー・月子が、“少年バット”と呼ばれる通り魔に襲われることから始まる。

このニュースに関するつぶやき

  • 今でも私は、「パプリカ」と言えば今敏なのですよ。平沢進きっかけで知った作品だったんですが…。
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