英バーミンガムのクイーン・エリザベス病院で、自分で局部を切断した男性の性器再建手術が行われ、約6週間後には勃起機能が回復していたことが症例報告サイト『BMJ Case Reports』で明らかにされた。男性は34歳で、受傷から吻合まで23時間を要しており、経過時間(虚血時間)としては最長のケースとなった。
『New York Post』によると、男性は妄想型統合失調症を患っており、自殺を図ろうとして局部切断などの自傷行為に及んだという。男性が発見されたのは15時間後で、緊急搬送された病院ではまず命を救うために他の怪我の治療が優先され、陰茎の動脈血流が回復するまでに8時間を要した。