谷繁氏、DeNA・エスコバーの起用に「結果論になるかもしれないですが…」

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2020年07月04日 23:34  ベースボールキング

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DeNAのエスコバー
○ ヤクルト 10 − 8 DeNA ●
<2回戦・神宮>

 DeNAのエスコバーが4日、ヤクルト戦に4回からリリーフ登板し、2回2/3を投げて1安打、3四死球、2奪三振、2失点だった。

 昨季74試合に登板し33ホールドをマークしたエスコバー。勝ちパターンで起用されることの多いエスコバーだが、この日は3−4の4回からマウンドへ。

 同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−DeNA戦』で解説を務めた谷繁元信氏は「本当は勝ち試合の7回、8回に投げてほしいピッチャーだと思うんですよ。ここで使ったという意味は、僕なりに解釈してヤクルトの打線に勢いがあるというところで、その勢いを止めてほしいという意味合いのエスコバーだったら、僕はありかなと思うんですよ」とコメント。

 そのエスコバーは4回、5回と2イニング連続で三者凡退に抑えたが、3イニング目となった6回に四球と安打、申告敬遠で満塁のピンチを招くと、山崎晃大朗の犠飛で1点を失う。続く西田に四球を与えたところで降板。後を受けて登板した平田真吾がヤクルト・エスコバーの打席中にワイルドピッチで失点したため、エスコバーは2失点だった。

 谷繁氏は「エスコバーも大変ですよね。それでも、どんな場面でもいってくれますからね。本当すごいですよね。」と話し、エスコバー降板後には「こういう起用の仕方をするなら、このゲームは勝たないといけない。結果論になるかもしれないですが、これでエスコバーの無駄遣いになった気がするんですよね。それだったら平田であったり、違う投手でつないで、6回以降にエスコバーを2イニングの方が良かったんじゃないかなという気がしますね」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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