「ぷよぷよ」でプログラミングを勉強！？ セガが学習教材を提供

株式会社セガとアシアル株式会社は、アシアルが提供するプログラミング学習環境「Monaca Education」において、セガが展開するアクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを使ってプログラミングを学習できる教材コンテンツ「ぷよぷよプログラミング」の提供を開始した。
ぷよぷよでコードを学習「Monaca Education」は、HTML5やJavaScriptといったWeb標準言語でスマートフォンアプリを作りながら、プログラミングを学ぶことができるプログラミング学習環境。すでに中学校、高等学校、専門学校、大学など800以上の教育機関におけるプログラミング教育に取り入れられている。

今回提供が開始した「ぷよぷよプログラミング」では、HTML5やJavaScriptで記述されたソースコードを書き写す作業（写経）を通して、実際に「ぷよぷよ」のプレイ画面を確認しながらコーディングを学ぶことができるというもの。完成後は背景の「ぷよ」の色を変えたり、「ぷよ」の置ける数を増やすなど簡単な設定の変更など改編も可能だという。
幅広い学習者に対応レベルは、初級コースから中級・上級コースまでの難易度が用意されており、幅広い学習層に対しての活用が可能。また、クラウド環境でOSに依存しないため、インターネット環境があれば自宅や教育機関、公共施設が保有する既存PCによる学習や指導が可能になっている。

プログラミング初心者にとって書き写しは、コーディングに慣れたり、間違いを自分で発見し修正する能力が身につくといったメリットがある。ぷよぷよというわかりやすくかわいらしいキャラクターのゲームプレイを確認しながらコーディングを行うことで、挫折しがちなプログラミングの勉強を継続できる効果もあるかもしれない。

セガ