読まずに申請したら対象外 コロナ禍の“給付金ミス”に気をつけろ!

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2020年07月05日 09:00  AERA dot.

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写真特別定額給付金の事務作業の様子=大阪府河内長野市役所 (c)朝日新聞社
特別定額給付金の事務作業の様子=大阪府河内長野市役所 (c)朝日新聞社
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて給付金の創設が相次ぐ一方、申請者の事務ミスも増えている。たった一つの不備で資金計画を狂わせてはもったいない。一律10万円が配られる「特別定額給付金」と、売り上げが減少した事業者に支給される「持続化給付金」の二つの注意点をまとめた。

【ミスに気をつけよう!給付金申請のチェックポイントはこちら】

 特別定額給付金には、ポータルサイト経由で必要書類を送付する「オンライン申請」、市区町村から郵送される申請書に必要事項を記入する「郵送申請」の二つがある。今回は、後者を中心に説明を進めたい。

 申請するには、大きく分けて「申請条件の確認」「必要書類の準備・記入」「返送」の三つが必要だ。各段階で起こりやすい間違いについて、自治体の現場担当者に聞いた。

 事前に確認したいのが、申請者だ。基本的に、受給権者である世帯主が世帯全員分の申請を行う(本人による申請が困難な場合、郵送または窓口での代理人申請も可能)。受取口座に指定できるのも世帯主のもののみだが、東京都杉並区の担当者は「世帯主以外の口座が記入されているものが多々あります」と話す。

 申請書で記入が必要なのは、「申請日」「世帯主」「給付対象者」「受取方法」「受取口座記入欄」の5カ所。このうち、ミスが起きやすいのは「給付対象者」のチェック欄だ。同一世帯に属する給付対象者の情報が印字された右側に「給付金の受給を希望されない方はチェック欄に×印をご記入ください」とあるが、東京都八王子市の担当者は「『希望する場合はチェックをする』というイメージで印をつけてしまう方が多く、家族全員分チェックが入っていることもあります」。

 間違いを防ぐため、記載方式を変更している自治体もある。千葉県柏市では、チェック欄自体を削除。東京都杉並区は、「希望しない」と直接書き込む様式を取っている。受取口座の記入欄も要注意。茨城県結城市の担当者は、「例えば『スドウ』さんが『ストウ』さんになっているなど、読み仮名が一致できず、入金できないケースが多々あります」と指摘する。

 書類添付にもミスはつきもの。杉並区の担当者いわく、「書類を返信用封筒に入れると申請が終わったと思ってしまうのか、運転免許証・健康保険証など本人確認書類のコピーが添付されていないケースが多く見受けられます」。

 コピー後の「うっかり」にも要注意だ。コンビニ大手のセブン−イレブン・ジャパンによると、5月後半からコピー機周辺で身分証明書や通帳の置き忘れが目立つようになった。6月からは、全国の店舗で貼り紙を出し、対策に努めている。

 一方の持続化給付金は、新型コロナの感染拡大で影響を受けた個人事業主・中小法人の事業継続支援を目的としたもので、申請方法はオンラインのみ。申請には、大きく分けて「申請条件の確認」「必要書類の準備」「ホームページ(HP)上での情報記入」の三つが必要となる。神奈川県行政書士会相談部長の向川潔氏に、各段階の注意点を聞いた。

 申請条件は、個人か法人かで異なる。個人申請の場合、フリーランスを含む個人事業者が広く対象。中小法人の場合は、医療法人・農業法人・NPO法人など会社以外の法人も幅広く含まれる一方、公共法人・宗教上の組織及び団体・風俗営業店などは対象外だ。

「申請フォームの入力段階で宣誓画面が出てきますが、中の一つに『不給付要件(給付対象外となる者)に該当しないこと』という項目があります。適当にチェックを入れると、誓約要件に該当しないのに手続きを進めてしまうことにつながりかねません。できればプリントアウトして一読してほしいです」

 書類準備で、個人・法人ともに必要なのが「2019年分の確定申告書別表一の控え」「2020年分の対象とする月の売上台帳等」「通帳の写し」の3点。法人の場合は事業概況説明書の控え、個人事業主の場合は運転免許証など本人確認書類の写しの提出も必要だ。

「年度違いの確定申告書類を提出される方が多いと聞きます。売上台帳も含めて、提出前にいま一度、年度を確認しましょう」

 書類が整ったら、持続化給付金専用フォームからファイルをアップロードし、登録を進める。特に気をつけたいのが、容量だ。

「アップロード可能な画像ファイルは、1ファイル10MBまで。スマートフォンの撮影画像も添付できますが、容量オーバーのトラブルも起こりがちです。データをスキャンし、PDF化して提出するのがいいでしょう」

 申請内容に不備があった場合は、後日に事務局からメールが入り、修正手続きを行うことになる。

「申請から給付までの期間は通常約2週間ですが、修正手続きが発生した場合、1〜2カ月ほど延びると言われています。持続化給付金のHP上では、申請上の『よくある不備』が一覧形式でまとめられています。こちらを事前によく読むといいでしょう」

「たかがミス」とあなどらず、慎重に申請を進めよう。

(本誌・松岡瑛理)

※週刊朝日  2020年7月10日号

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  • 希望されない方は×を付けろとか作った奴頭悪いだろ、校正でOK出した奴もな。
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