横山ルリカが感じた「圧倒される幸せ」。2020年競馬前半戦を振り返る

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2020年07月06日 06:22  webスポルティーバ

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アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーで、競馬番組で活躍する横山ルリカさんが、2020年前半の競馬シーンを振り返る。
 2020年の前半戦を振り返るうえで、「無観客」でのレース開催に触れないわけにはいきません。

 私は競馬場に行くのがとても好きなので、すごく残念でした。それでも、大好きな競馬が見られなくなるのは悲しいので、感染リスクを抑える対策を万全にしながら競馬を続けてもらえるのなら、無観客でも仕方ないとも思っています。

 中断することなく開催できたのは、関係者のみなさんの徹底した安全管理のおかげと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 そんな中での2020年の前半戦、「無敗のGI・2冠馬」が牡馬・牝馬ともに登場しましたね。皐月賞と日本ダービーを制したコントレイル(牡3歳)と桜花賞とオークスを制したデアリングタクト(牝3歳)。すばらしい2頭に出会わせてもらえました。

 私は、馬券が当たったらもちろんうれしいのですが、それよりも強い馬を見るのが好きで「つよーっ!」って言いながらその走りに圧倒されたいんです(笑)。そういう意味で、この2頭の強さには度肝を抜かれました。
 コントレイルは、日本ダービーで最後の直線を少し遊びながらも圧勝。本当に強かったです! 3冠がかかった秋のGI菊花賞の勝利も確実なんじゃないでしょうか。GIを3勝したディープインパクト産駒の牡馬はフィエールマン(牡5歳)しかいないので、コントレイルにはぜひ記録を更新していってほしいです。GI有馬記念まで無敗で制して”父超え”を果たしてくれることを楽しみにしています。

 デアリングタクトも、オークスでは2着のウインマリリンが完璧な競馬をしたのに、あっさりと差し切りました。もちろん、松山弘平騎手の好騎乗もありますが、同じ世代の馬の中では頭ひとつ抜けていると思います。

 なにより衝撃だったのは、近年のクラシックはノーザンファーム1強の傾向があるなか、この無敗の2冠馬2頭がノーザンファームの生産馬ではないということ。オークスの1〜3着も”非ノーザン”で、多くの名馬を生んだキングカメハメハとディープインパクトが亡くなり、クラシックの結果も変わってきている印象です。

「平成」から「令和」に元号が変わったように、競馬の世界にも新しい風が吹き始めているのを感じますね。

 キングカメハメハの血を受け継ぐアーモンドアイ(牝5歳)が、歴代最多となるGI8勝目を逃したのは残念でしたが、牝馬の活躍は目を見張るものがありました。

 安田記念を制したグランアレグリア(牝4歳)は、うまくかみ合ったときの爆発力のすごさに驚きました。あのアーモンドアイを圧倒しましたからね。レース中に芝の塊が顔面に当たりながらも、見事勝利に導いた池添謙一騎手も、さすがの一言! 本当に大一番に強いです。グランアレグリアは「短距離・マイルは敵なしでは?」と思うほどのインパクトを残しました。願わくは、アーモンドアイ、グランアレグリア、デアリングタクトの世代別の桜花賞馬が激突するところを見たいです。

 個人的にうれしかったニュースは、私の愛称(ルーリー )を元に命名していただいたサトノルーリーとサトノクラウンの間に、初仔(ういご)が生まれたこと! まるで、おばあちゃんになったような気分でした(笑)。

 生まれてすぐの今年1月に見に行った時には、体重が60kgくらいだったのが、最近はもう200kgほどあるそうで、馬の成長の早さにビックリしています。今年もサトノクラウンを種付けしたそうで、いつの日か黄金配合の馬が誕生してくれないかなぁと、夢見ています。

 それから、大ファンだったサトノダイヤモンドの初年度産駒も産まれ、立ち姿とかたたずまいがお父さんに似ていて、写真を見ただけで泣きそうになっちゃいました。私の母も競馬好きなのですが、その写真1枚で、2人で相当な時間盛り上がりました。

 私にとって、生涯イチオシの馬がサトノダイヤモンドなので、その馬の子どもを応援できる日がこれから来ることを考えるだけでワクワクしますし、感慨深いです。再来年のPOG(ペーパー・オーナー・ゲーム)のドラフトでは、指名馬がサトノダイヤモンド産駒ばかりになってしまいそうです(笑)。

 6月から2歳新馬戦も始まりましたが、私の注目は牡馬のルリオウ。大好きなゴールドシップ産駒で、名前に「ルリ」がつくなんて、応援せずにはいられない! クロコスミアの弟という点でも期待大です。

 さらに秋競馬では、やはりアーモンドアイのGI8勝に期待したいです。(安田記念で負けたのは)アーモンドアイがわざと上半期ではGIを勝たず、秋へのお楽しみを作ってくれた演出だと思っています(笑)。

 それから、コントレイルとデアリングタクトが「無敗のGI・3冠馬」になれるのか、など今年の秋競馬には楽しみがたくさんあります。

【profile】横山ルリカ(よこやま・るりか)
1991年9月27日生まれ。神奈川県出身。アイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバー(2015年10月に卒業)。現在、「めざましテレビ」(フジテレビ系)のリポーターや「競馬予想TV!」(CS・フジテレビONE)のアシスタントとして出演。この夏の競馬シーズンの「KEIBAプレミア」(UHB)新MCにも就任した。サンケイスポーツ『サンスポZBAT!』重賞予想コラム「ルリカの当たりますよ〜に!!!」(毎週日曜掲載)を担当するほか、20年4月からはTOKYO FM「TOKYO TEPPAN FRIDAY supported by Ginza Sony Park」(毎週金曜15時〜生放送)にレギュラー出演中。

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