映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ(91)が死去 『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』など

285

2020年07月06日 18:23  cinemacafe.net

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

cinemacafe.net

写真エンニオ・モリコーネ Photo by Jason Merritt/Getty Images
エンニオ・モリコーネ Photo by Jason Merritt/Getty Images
『ニュー・シネマ・パラダイス』、『海の上のピアニスト』などで知られる映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネ(91)がローマの病院で亡くなった。「Variety」誌などが伝えた。転倒が原因で股関節を骨折し、入院していたという。

モリコーネは1960年代から50年以上に渡り、500作品以上の映画・テレビの音楽を手掛けてきた。キャリア初期にはセルジオ・レオーネ監督と組み、マカロニ・ウエスタン作品で活躍。レオーネ監督とモリコーネは8歳の頃小学校で出会い、その後20年以上を経て再会した。

スタンリー・キューブリック監督作『時計じかけのオレンジ』の音楽制作をオファーされたこともあったが、レオーネ監督が「彼は私の作品の音楽制作で忙しい」と主張したことでチャンスを逃したという逸話が残っている。なお、その当時、実際は忙しくなかったため、後に大変後悔したようだ。

『天国の日々』、『ミッション』、『アンタッチャブル』、『バグジー』、『マレーナ』でアカデミー賞の作曲賞にノミネート。2007年に開催された第79回アカデミー賞で長年の功績を認められ名誉賞を受賞し、2015年のクエンティン・タランティーノ監督作『ヘイトフル・エイト』でついに作曲賞を獲得した。ほかにもゴールデングローブ賞、グラミー賞など数々の賞を受賞している。

タランティーノ監督はモリコーネの大ファンで、『キル・ビル』、『ジャンゴ 繋がれざる者』、『イングロリアス・バスターズ』でも楽曲を使用。モリコーネは『ヘイトフル・エイト』の音楽制作にあたり、「クエンティンは私が(『ヘイトフル・エイト』の)どんな音楽を作っているかを知ることもなく、プラハにやってきた。録音したものを渡したらすごく喜んでいたよ。彼とのコラボは信頼の上に成り立っていた。すごく自由にやらせてくれたんだ」と当時語っていた。

(Hiromi Kaku)

このニュースに関するつぶやき

  • マカロニウェスタンの名作、「夕日のガンマン」が印象的でした。合掌���ꤤ
    • イイネ!2
    • コメント 0件
  • 個人的には「夕陽のガンマン」の中で使用された「ガンマンの祈り」がとても印象に残ってます。後年CHANELのCMにも使われたとても美しい楽曲。ご冥福をお祈りします。
    • イイネ!55
    • コメント 8件

つぶやき一覧へ(132件)

あなたにおすすめ

ニュース設定