高階良子が半生振り返る引退作がボニータで、付録では野間美由紀を魔夜峰央らが追悼

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2020年07月06日 22:30  コミックナタリー

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「70年目の告白〜毒とペン〜」扉ページ
高階良子「70年目の告白〜毒とペン〜」、秋田みやび原作による遠野由来子「ぼんくら陰陽師の鬼嫁」との新連載2本が、本日7月6日発売の月刊ミステリーボニータ8月号(秋田書店)にてスタートした。

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「70年目の告白〜毒とペン〜」は高階の“引退作”と銘打たれた自伝的作品。物語はマンガ家の涼が母を看取った場面から始まる。涼は母に対して良い思い出がないため、亡くなったときもホッとしていた。そしてあるきっかけで涼の精神は1940年代に飛び、自分が母親の胎内にいる様子を見ることになる。さらに涼は精神体となった視点から、自らの誕生、貧しさや病気に苦しんだ幼少期を客観的に振り返っていく。

一方「ぼんくら陰陽師の鬼嫁」は、秋田の同名小説をコミカライズしたもの。大学生の野崎芹は、バイトをクビになった3時間後にアパートが火事で燃え、途方に暮れていた。そんなときに公園で会った謎の男・皇臥から、“後腐れのない契約関係”という形での結婚を申し込まれる。皇臥が公務員と聞き、芹は現状打破のために結婚を決意するが、実は彼は陰陽師で……。

また今号の付録には「野間美由紀メモリアルBOOK 〜パズルゲーム☆ミステール〜」が用意された。これは5月に死去した野間を追悼する別冊付録で、4月号に新連載として掲載された「パズルゲーム☆ミステール」を再録。さらに青木朋、碧也ぴんく、赤石路代、梅田阿比、吟鳥子、酒井美羽、潮見知佳、高橋美由紀、永久保貴一、浜田翔子、松川祐里子、魔夜峰央、もとなおこがイラスト付きの追悼メッセージを寄稿している。

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  • インカ帝国、アンコールワット。子供の時に読んだ作品を時々思い出す。折に触れて読み返したくなる。私の世界を広げてくれたマンガ家さんです。
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