トッテナムの主将ロリス、口論のソンとは問題なし「サッカーでは時々起こること」

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2020年07月07日 08:06  サッカーキング

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試合後には握手を交わしたロリス(左)とソン(右) [写真]=Getty Images
トッテナムに所属するフランス代表GKウーゴ・ロリスが、6日に行われたプレミアリーグ第33節エヴァートン戦での出来事を振り返った。6日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 同試合では前半終了時に、ロリスが同僚の韓国代表FWソン・フンミンに対して何かを言ったことで両者が衝突し、チームメイトが2人を仲裁。両選手はその後、後半開始時には何事もなかったかのようにピッチへと戻っていった。また、1−0の勝利を収めた試合後には、両選手が握手を交わす場面も見受けられた。

 ロリスは試合後、『スカイ』のインタビューに対して、ソンとの対立についてコメント。プレスの強度をめぐって一時的にヒートアップしただけで、同選手との関係にはなんら問題がないことをアピールした。

「控え室で解決する類の問題だ。外野は好き勝手に言いたいことが言える。すべての選手の間にリスペクトの関係が成り立っているよ。ソンと僕の間に起きたことは、サッカーでは時々起こることであって、問題は一切ない」

「前半終了間際、僕たちは適切なプレスを行わなかったことで、(相手FWリチャーリソンに)チャンスを与えてしまった。そのことに腹を立てたけど、それもサッカーの一部さ。問題ない。前に進むよ」

 また、トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督も試合後にロリスとソンの衝突に言及。チームが強くなるためには必要なことだと前向きに捉えた。

「誰かのせいにしたいなら、私のせいにすればいい。私の意見では、選手たちはお互いに十分“批判的”ではないので、彼らにはもっとお互いにプレッシャーをかけあうよう要求していた。あの場面は、チームに献身的なソンに対して、キャプテン(のロリス)が『もっとやれる』と考えたんだ」

「確かに悪い言葉も使われた。でも、私はチームの成長にとって重要な出来事だと考えているよ。本当に喜んでいるんだ。後半に入ってから試合終了まで、彼らが結束することに疑いの余地はなかった」

 2試合ぶりの勝利を収めたトッテナムは勝ち点を「48」に伸ばし、6位ウルヴァーハンプトンとの勝ち点差「4」の8位に順位を戻した。次節は9日にボーンマスと対戦する。

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