2位ラツィオ、今季初のリーグ戦連敗…18位レッチェに逆転負け

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2020年07月08日 04:42  サッカーキング

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レッチェとラツィオが対戦した [写真]=Getty Images
セリエA第31節が7日に行われ、18位レッチェと2位ラツィオが対戦した。

 ラツィオは前節ミラン戦に敗れ、首位ユヴェントスとの勝ち点差は「7」に開いた。レッチェ戦では、前節出場停止のチーロ・インモービレ、フェリペ・カイセドがスタメンに復帰した。

 先にネットを揺らしたのは、ホームのレッチェだった。2分、中盤でパスを受けたマルコ・マンコースがペナルティエリアの手前まで運んで左足を振り抜くと、強烈な一撃がゴール左上隅に突き刺さる。しかし、マンコースがボールをコントロールした際に手を使っていたため、ゴールは取り消された。

 すると5分、ラツィオが相手のミスから先制に成功する。インモービレからのプレスを受けた相手GKガブリエウがゴール前でパスミスを犯すと、ルイス・アルベルトがすかさず回収。エリア内への折り返しはガブリエウに弾かれたが、そのこぼれ球をカイセドが押し込んだ。

 レッチェは30分に試合を振り出しに戻す。右サイドをえぐったフィリッポ・ファルコの折り返しに、クマ・ババカルが頭で合わせてネットを揺らした。さらに前半アディショナルタイム1分、ラツィオのDFパトリックがエリア内でのハンドを取られてレッチェがPKを獲得する。しかし、キッカーを担当したマンコースは枠に飛ばすことができず、前半は1−1で終了した。

 後半開始早々の47分、レッチェは右サイドのコーナーキックにファビオ・ルシオーニが頭で合わせて逆転に成功する。2点を追う展開になったラツィオは69分、右サイドのコーナーキックにルイス・フェリペが頭で合わせたが、相手DFにゴールライン上でクリアされてゴールとはならなかった。

 試合はこのまま終了。ラツィオは今季のセリエAで初の連敗を喫し、1試合未消化のユヴェントスとの差を詰めることに失敗した。一方のレッチェは再開後初白星。中断前も含めると、リーグ戦7試合ぶりの勝利を記録した。次節、レッチェは12日にカリアリと、ラツィオは11日にサッスオーロと対戦する。

【スコア】
レッチェ 2−1 ラツィオ

【得点者】
0−1 5分 フェリペ・カイセド(ラツィオ)
1−1 30分 クマ・ババカル(レッチェ)
2−1 47分 ファビオ・ルシオーニ(レッチェ)

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