『わたナギ』多部未華子演じるメイと“おじ可愛”ナギサさんに「可愛い」「癒される」の嵐

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2020年07月08日 17:30  ドワンゴジェイピーnews

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新型コロナウイルス感染防止の観点から撮影を休止し、放送開始が延期になっていた多部未華子主演のドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系、火曜よる10時〜)の第1話目が7月7日に放送された。


本作は、電子書籍サイト「コミックシーモア」で連載中の四ツ原フリコの「家政夫のナギサさん」を実写ドラマ化。製薬会社で働く28歳の独身キャリアウーマンの相原メイ(多部)は、仕事は誰よりもできるが、家事はからきし苦手で家は散かり放題という女性。そんな彼女の家にある日、家事全般をパーフェクトにこなすスーパー家政夫・鴫野ナギサ(大森南朋)がやってくるという話だ。(以下第1話ネタバレあり)


第1話では、メイがどんな人間であるかが幼少期の思い出や、製薬会社での仕事ぶり、そして自宅の汚さなどから総合的に描かれる。要約すれば、小さいころの夢は「お母さん」になることだったが、それを母親(草刈民代)から「仕事ができる女性になりなさい」と全否定され、キャリアウーマンとして生きる道を進むことになる。


務める製薬会社では営業担当であるMRとして、バリバリ仕事をこなし、誕生日と言えば同僚からお祝いをしてもらえるなど人望もある。さらに、新たに来た支店長・古藤深雪(富田靖子)から、チームリーダーを任されるなど、仕事面では前途洋々だ。


しかし、小ぎれいなマンションに帰ると、そこは外でのメイからは想像できないような、足の踏み場のないような散かりよう。ここで、周囲の期待に応えようと全力で仕事に取り組むが、その反動でプライベートには無頓着で、不器用な性格であることが分かるといったストーリーだ。



まず注目したのが、こうしたキャラクターを多部がどのように演じるのかということ。番宣やメインビジュアルなどを見ていると、公私のギャップをポップに描くのかなと思ったのだが、第1話目を観る限りでは、ややシリアスよりの展開だった。もちろん多部と言えば、近年はパブリックイメージにある清純派な役から、映画『ピース オブ ケイク』でみせた奔放な女性など、どんな役でも手の内に入れてしまう実力派女優。メイという女性の重い部分をしっかりと演じ、感情移入できるキャラクターに落とし込んでいたが、今後は真面目なキャラがときより垣間見せるコミカルな芝居という、多部の真骨頂がより多く見られることを期待したい。


そんなメイのコミカル部分を引き出すのが、大森南朋演じるナギサさんなのだろう。ナギサさんは、メイの妹・唯(趣里)が務めるNTSクリーンハウスのエース家政夫。50歳のおじさんではあるが、その腕は完璧で、人気がありすぎるため、新規では決して頼めないというレジェンドだ。



大森と言えば、名バイプレイヤーとしてさまざまな作品で渋い演技をみせる実力派。近年は柔らかい役柄も演じることが多いが、映画『初恋』(2020年)で演じたヤクザをも牛耳ろうとする刑事などアウトローな役柄も似合う俳優だ。そんな彼が、本作では最初の登場シーンから、メイの下着を持ちながら“きょとん”と立つなど、可愛らしさ満点の佇まいをみせている。掃除、洗濯、料理を完ぺきにこなし、謙虚で穏やか。料理が上手くできたときの笑顔はなんとも可愛らしい。


メイに「おじ……」と直接的に揶揄されても、笑顔を絶やさない姿は、ぶっちぎりの癒し系。本作の脚本には、社会現象を巻き起こした『おっさんずラブ』を担当した徳尾浩司も名を連ねており、“可愛いおじさん”への期待も大いに高まる。



まだメイとナギサの間には、まだ信頼関係が生まれていないこともあり、軽口まじりのコミカルなやり取りはあまりなかったが、仕事に失敗し、自暴自棄になるメイに対して「失敗は気づき。さらなる進化の種です」と年配者ならではの金言を残し、メイにとって“ただのおじさん”から一つ先に進むきっかけが見えただけに、今後の二人のテンポのいい芝居が楽しみだ。


第1話を通して「お母さんになりたい」というセリフが何度か登場する。メイが小さいころに持っていた夢、ナギサさんも同じく小さいころに抱いていた「お母さんになりたい」という夢。そしてメイの母親は「お母さんになりたい」という夢を否定し、メイはそのことを「呪いの呪文だ」とトラウマになってしまっている。しかし、いまのメイにとって最も必要なのは「お母さん」なのかもしれないと思わせる展開。


その意味で、頑張っているメイに対してナギサさんは、その努力をしっかり口に出して褒め、母親のような包容力でメイを包み込んだ。頑張っている人間に「もっと頑張れ」というのは酷である。メイとナギサさんの関係は、雇用主と家政夫という関係性、男女という関係性、そして母(?)子という関係性など、多面的な繋がりを匂わせる。



ラストに本当の母親がメイの家にやって来たことで、さらにその関係性が複雑になっていくことが暗示されている。


オンエアが延期されるなか、代わりに放送されていた『逃げるは恥だが役に立つ』の特別編のラストの“恋ダンス”では、多部が、ガチの踊りをみせ大きな反響を呼ぶなど、キャスト・製作陣の意気込みも感じられる『家政婦のナギサさん』。放送終了後、SNS上では、周囲から見たら順風満帆だと思われるメイの心が爆発していってしまうさまをしっかりと表現した多部の確かな芝居や、とにかく可愛く母性溢れるナギサさんの“おじ可愛”ぶりを賞賛するコメントが相次いでいた。


メイ、ナギサさん以外にも、メイのライバルとなるアーノルド製薬のMR・田所優太(瀬戸康史)や、毒親っぽい匂いがプンプンのメイの母、さらにはメイが教育係になった新人MR・瀬川遥人(眞栄田郷敦)、人当たりが良さそうだが厳しそうな支店長・古藤など面白そうなキャラクターも満載。続きが非常に楽しみだ。


『私の家政夫ナギサさん』

第2話 7月14日(火)よる10時〜

出演者:多部未華子 瀬戸康史 眞栄田郷敦 高橋メアリージュン 宮尾俊太郎 平山祐介 水澤紳吾 岡部大(ハナコ) 若月佑美 飯尾和樹(ずん) 夏子 〇 富田靖子 〇 草刈民代 趣里 〇 大森南朋

©TBS



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  • 大森さん、コウノドリの時も優しそうなおじさんの役でしたが、リアルにこういうおじさんがいたらって思う
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