リーガ・エスパニョーラ2部第39節が8日に行われ、FW岡崎慎司が所属する2位のウエスカと7位のアルコルコンが対戦した。岡崎は第37節のラス・パルマス戦以来2試合ぶりのスタメン出場で、71分までプレーした。
立ち上がりから激しい攻防が繰り広げられるなか、ホームのウエスカが試合を動かした。21分、コーナーキックの流れで右サイドクロスが入ると、こぼれ球をペナルティエリア外のクリスト・ゴンサレスがボレーで合わせる。低い弾道のボールがゴール左に吸い込まれ、ウエスカが先制した。
しかし30分、アルコルコンが同点に追いつく。リチャード・ボアテングがエリア内へ浮き球のパスを送ると、アレックス・ムラがボレーで合わせる。これがシュートブロックに入ったジョズエ・サに当たってオウンゴールとなり、アルコルコンが試合を振り出しに戻した。
ウエスカは前半アディショナルタイム3分、岡崎のゴールで勝ち越しに成功する。右サイドのスローインの流れからミケル・リコがクロスをあげると、ゴール前にいた岡崎が体を投げ出しながらヘディングで合わせる。これがゴール左隅に突き刺さり、1点リードで前半を終えた。
後半に入っても両チームともに積極的に攻めるがスコアは動かず、このまま試合は終了。前半の岡崎の決勝ゴールを守りきったウエスカがアルコルコンに2−1で勝利した。なお、岡崎は2試合ぶりにゴールをあげ、今季リーグ戦11得点目を記録している。
次節、ウエスカは11日にアウェイでラシン・サンタンデールと、アルコルコンは13日にホームでテネリフェと対戦する。
【スコア】
ウエスカ 2−1 アルコルコン
【得点者】
1ー0 21分 クリスト・ゴンサレス(ウエスカ)
1ー1 30分 オウンゴール(ジョスエ・サ)(アルコルコン)
2ー1 45+3分 岡崎慎司(ウエスカ)