リーガ・エスパニョーラ第35節が9日に行われ、MF久保建英が所属するマジョルカはホームでレバンテと対戦した。久保は11試合連続のスタメンで分までプレーし、今シーズン4点目を記録した。
降格圏18位のマジョルカは開始2分、久保が右サイドから鋭いクロスを送り、チャンスを作ったが、フアン・エルナンデスのヘディングシュートは枠の上に外れた。30分には久保が強烈な左足ミドルシュートで狙ったが、これは惜しくも相手GKの好セーブに阻まれる。
試合が動いたのは40分、アレハンドロ・ポソが右サイドからクロスを上げると、DFの後方から飛び込んだフアン・エルナンデスが頭で叩き込んでゴール。マジョルカが先制に成功して試合を折り返した。
後半に入って膠着状態が続いたが、マジョルカは84分にカウンターで久保がハーフウェイライン付近から華麗なドリブルでエリア右まで持ち上がってシュート。これはGKに阻まれたが、ゴール前で混戦となり、最後は久保が左足で押し込んで追加点。久保はリーグ再開後初、8試合ぶりの得点となった。
試合はこのまま終了し、マジョルカが2試合ぶりの勝利を収めた。残留圏17位のアラベスとは暫定で勝ち点差3となり、残留に望みをつないだ。
次節、マジョルカは12日にアウェイでセビージャと、レバンテは同日にアスレティック・ビルバオと対戦する。
【スコア】
マジョルカ 2−0 レバンテ
【得点者】
1−0 40分 フアン・エルナンデス(マジョルカ)
2−0 84分 久保建英(マジョルカ)