オンライン礼拝中にやってきた猫、司祭の後ろでミルクを盗み飲み(英)<動画あり>

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2020年07月10日 05:51  Techinsight Japan

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リモート礼拝の配信中、堂々とミルクを舐める猫(画像は『Canterbury Cathedral 2020年7月6日付Twitter「Join Dean Robert - and Tiger - for today’s Morning Prayer from the gardens of Canterbury Cathedral」』のスクリーンショット)
イギリス国教会の総本山カンタベリー大聖堂がオンライン礼拝を行っている中、飼い猫が司祭の後部に置かれたミルクを舐める姿が映された。カンタベリー大聖堂では、今年5月にもリモート配信中に飼い猫が出演したことで話題になったが、立て続けのハプニングを『London Evening Standard』『The Independent』などが伝えている。

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カンタベリー大聖堂のロバート・ウィリス司祭は、朝の礼拝をオンラインで配信していた。司祭は庭に置かれた椅子に座り、礼拝者達に向けて説教していたが、後ろのテーブルにはティーポットとミルクピッチャーが置かれている。

しばらくすると画面右側から猫の“タイガー”が忍び寄り、テーブルの横に置かれた椅子にゆっくりと座り込んだ。やがてミルクピッチャーを見つけたタイガーはテーブルに上がったが、顔を直接入れて飲むには容器が小さすぎることに気付いたようだ。するとタイガーは片手をピッチャーに入れてミルクをすくいあげ、その手をペロペロと舐め始めたのだ。

その様子を見つけたウィリス司祭は視聴者に謝罪し、「今朝、私たちには友達ができました」と述べている。タイガーは背中を撫でられた後、やがて満足したのかテーブルを降りて去っていった。

堂々とミルクを舐めるタイガーの様子に、SNSには多数のコメントが寄せられた。

「ロバート司祭が説教をしながらも、猫を優しく受け入れているのが良いですね。愉快な方です。」
「生意気な猫だこと。」
「素晴らしい。あの猫が気に入ったよ。」
「善良な神は、自ら努力する者に手を差し伸べる!」

タイガーは司祭邸宅で飼われている4匹の猫のうちの1匹である。実はウィリス司祭、今年5月にもリモート配信中に飼い猫が登場するというハプニングに見舞われていた。庭の椅子に座ってリモート配信していると、飼い猫の“レオ”が司祭のローブの中に入り込んでしまったのだ。

英ケント州カンタベリーにあるカンタベリー大聖堂は、聖アウグスティヌスによって597年に建築されたイギリス国教会の総本山だ。12世紀末に焼失後、再建されたがイギリス初のゴシック様式の大聖堂であり、ユネスコの世界遺産に登録されている。イギリスがロックダウンになった今年3月23日からオンライン礼拝を配信しているが、ロックダウンが緩和された7月4日に大聖堂が一般開放され、5日には礼拝が再開されたという。



画像は『Canterbury Cathedral 2020年7月6日付Twitter「Join Dean Robert - and Tiger - for today’s Morning Prayer from the gardens of Canterbury Cathedral」、2020年5月23日付Twitter「Leo the cat has been getting up to mischief again!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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