『セノーテ』が劇場公開に先がけ特別配信!小田香監督×石川直樹がトーク【PFF・オンライン映画祭レポvol.6】

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2020年07月10日 07:02  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

写真(左から)小田香監督、石川直樹
(左から)小田香監督、石川直樹
■小田香監督、自ら水中撮影を敢行した“セノーテ”とは?

自主映画の祭典“ぴあフィルムフェスティバル”を擁するPFFが立ち上げた新プロジェクト“オンラインPFF”。

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その幕開けを告げる『PFF・オンライン映画祭〜“ひと”が映画をつくる〜』が7月9日、ついに最終日(第6夜)を迎えた。映画祭のクロージングを飾ったのは、PFFが新たな才能に対して創設した第1回大島渚賞に輝いた小田香監督の『セノーテ』だ。

2013年にハンガリーの巨匠タル・ベーラ(『ニーチェの馬』『サタンタンゴ』)が指揮した若手映画作家育成プログラム“film.factory”に第1期生として参加した小田監督は、15年にボスニアの炭鉱を捉えた初長編作品『鉱 ARAGANE』を完成させ、大反響を呼んだ。

最新作『セノーテ』はメキシコ・ユカタン半島の北部に点在し、セノーテと呼ばれる洞窟内の泉に迫るドキュメンタリーで、9月19日から劇場公開される。

上映後には小田監督、そして当時最年少で世界七大陸最高峰の登頂に成功した写真家で作家の石川直樹がトークイベントを実施。異なる表現スタイルで、未知なる世界を切り開くふたりが語らった。

「海や水中で撮影したいと思っていた」という小田監督は、同じ育成プログラムで学んだ友人からセノーテの存在を聞かされたそうで、ダイビングを学び、自ら水中撮影を敢行。

「セノーテは30、40カ所くらい訪ねたが、各々雰囲気が違った。目指したのは、自分がセノーテ自体になるというか……。無理だと分かっていても、いかに空間と自分がシンクロできるか主観で撮っていた」と特異な経験を振り返った。

■人間の視覚では捉えられないものが、カメラを通じて浮かび上がってくる

石川氏は「想像以上に引き込まれた」と感嘆の声をあげ、「映像の力を信じて、言葉が追いつかない世界を表現しているのが、すごくいいなと思いました。『鉱 ARAGANE』もそうですが、人間の視覚だけでは捉えられないものが、カメラを通じて浮かび上がってくるのが面白い」と分析。

また、水中撮影について「コントロールできない動きや光、偶然を受け止めながら撮るスタイルは、自分に似ている」と話していた。

「主観で撮っているが、見られ方はオープンでありたいなと思う」と信条を語る小田監督に、石川氏も深く共感を示す。そんなふたりが、次なる冒険の舞台として、そろって興味を抱くのが、なんと宇宙! 「まずは宇宙から地球を撮ってみたいですね。それに宇宙で作業している人たちも」(小田監督)、「火星に(標高)3万メートルくらいの山があるらしいんですよ」(石川)と瞳を輝かせた。

『PFF・オンライン映画祭〜“ひと”が映画をつくる〜』
7月4日(土)〜9日(木) 連日21:00よりライブ配信
※配信終了後〜各7日後の23:59までアーカイブ視聴可能

■視聴方法

※チケット購入および視聴方法は「PIA LIVE STREAM」をご覧ください。
※いずれも配信日から1週間は、アーカイブ視聴可能です。
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