3戦ぶり出場の香川が闘志あらわに…3位サラゴサ、4戦未勝利で昇格争い後退

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2020年07月10日 07:21  サッカーキング

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レアル・サラゴサの香川真司(写真は6月29日のウエスカ戦) [写真]=Icon Sport via Getty Images
リーガ・エスパニョーラ2部第39節が9日に行われ、MF香川真司が所属するレアル・サラゴサはアウェイでテネリフェと対戦した。香川は3試合連続のベンチスタートで74分に途中出場した。

 3連敗で3位に転落したサラゴサは開始5分に幸先良く先制。ルイス・スアレスがペナルティエリア左に抜け出して深い位置で左足を振り抜くと、シュートはGKの手を弾いてニアに決まった。しかし6試合無敗のテネリフェも15分、アレックス・ムニョスがエリア内で倒されてPKを得ると、キッカーのルイス・ミジャがゴール左隅に決めて同点に追いついた。

 その後はスコアが動かないまま終盤に突入し、サラゴサは74分にラウル・グティを下げて香川を送り出す。3試合ぶりの出場となった香川は76分、自陣からのドリブルをファールで止められると、リスタートを相手DFイスマ・ロペスに妨害される。すると、ボールを離さないロペスに詰め寄って小競り合いを演じ、強い闘志をあらわにしていた。

 テネリフェは88分、ルイス・ペレスが右サイドからクロスを入れると、ゴール前に飛び込んだホセルが左足で合わせたが、至近距離からのシュートはGKの好セーブに阻まれる。その直後、ニコラ・シプチッチが香川に対して足裏を見せるタックルを見舞い、2枚目のイエローカードを受けて退場となった。

 数的優位のサラゴサは89分、香川が左サイドからのクロスに頭で合わせたが、これはGKにキャッチされた。試合はこのままタイムアップを迎え、サラゴサはドローで連敗を止めたが、4試合未勝利となり、今節勝利した自動昇格圏内2位のウエスカとの勝ち点差は2に広がっった。

 次節、レアル・サラゴサは12日にホームでオビエドと、テネリフェは13日にアウェイでアルコルコンと対戦する。

【スコア】
テネリフェ 1−1 レアル・サラゴサ

【得点者】
0−1 5分 ルイス・スアレス(レアル・サラゴサ)
1−1 15分 ルイス・ミジャ(PK/テネリフェ)

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