コスプレイヤーえなこ3曲リリース「みなさんの前で歌うのが楽しみです!」

TOKYO MX・BS日テレで放
送されたコスプレイヤー・えなこの地上波冠番組『えなコスTV』と文化放送インターネットラジオ「超!A&G+」で放送中の『えなこの○○ラジオ』から、それぞれの主題歌とエンディングテーマを収録したCD「えなこわーるど」(2,750円/税込)が、8月28日にリリースされる。それに先駆け都内で会見が行われ、えなこと『えなこの○○ラジオ』でアシスタントパーソナリティを務める青木佑磨が報道陣の取材に応じた。

――新曲おめでとうございます。「Colorful Fairy Voyage♪」はどんな楽曲ですか?

えなこ　番組主題歌の「Colorful Fairy Voyage♪」は、とにかく明るくてかわいくて、なおかつキャラソンっぽいような曲調です。その曲に合わせるように声色をかわいくしたり高めにしたり、キャラソン感を意識して癖を付けました。私なりに初挑戦になった曲でした。

――『えなこの◯◯ラジオ』オープニング主題歌「届け!W〇〇KEND」(届け!ウィークエンド)についても詳しく教えてください。

えなこ　私の活動の一部にもなっているコミケの様子を歌詞に取り入れてくださっています。後輩の綺太郎(中国出身のコスプレイヤー)ちゃんやチャイナっぽい要素が入っていて、とにかく色んな方面から私に関する要素が取り入れられてます。歌っている時もこんなことあったなとか、青木さんこういうところ見てくれてたんだって思うことがあって感動しました。色んな楽曲を出してきたんですけど、ファンのみなさんが生で聞いた時に過去最高に一緒に盛り上がれる曲になっているんじゃないかなと思います。

青木　曲を作ったのが去年の5月でして、その時えなこさんがアジア系の仕事が増えてきていたので、歌詞に「ライライ」とか「サイチェン」などそのへんのお仕事もより一層伸びていくといいなという気持ちを取り入れました。ただまさか海外の仕事が一個もできない状況になるとは思わなくてですね(笑)。アジア遠征まで狙っていたんですけど……。

えなこ　任せてください!私クールジャパン・アンバサダーなので!

青木　たしかに!この曲を引っさげてアジアツアーを落ち着いたらやりたいねって感じはしますよね。

――「届け!W〇〇KEND」はコールで盛り上がれる曲なっているんですよね。

青木　えなこさんの名前「ENAKO」をコールに使っています。前にCDを出した時にいっぱいリリイベを回った結果、えなこさんのファンの方はコスプレ撮影がお好きな方が多いので、大きい声でえなこさんにコールをすることが出来なかった。そうなった時に、この曲ってコールをやるものだからって提示をしたら一緒に盛り上がれるんじゃないかなと。1曲通してえなこさんにコールを送っている様を、僕自身も見たかったんですよね。

――エンディングテーマの「おさんぽソング」の方もお願いします。

えなこ　「おさんぽソング」はですね、90年代のオルタナっぽい感じです。今まではアップテンポな曲を歌うことが多かったので、そのギャップに驚きました。うたた寝しそうな時とか、雨のときにもスルッと入ってくるように、力を抜いた感じで歌わせてもらいました。

青木　今までとは違う空気にしたいと思っていました。騒がしい曲とは打って変わって、音和も少なめで、えなこさんの声そのものを楽しめるようになってるんじゃないかなと思いますね。

えなこ　収録当日も青木さんがディレクションしてくださったんですけど、そんな必要がないくらい私が正解を導き出してしまった(笑)。

青木　自分で言うと胡散臭いですけど、実際ほとんどやってないんですよ。ここだけは絶対こうしたいという部分だけ指示は出しましたけど、あとは本人が好きなように歌ってくれたのが採用されてますね。

青木　えなこさんがおさんぽをしながら素敵な風景とかお写真を撮って、君に見せるのが楽しみだな。という、擬似的にえなこさんの恋人気分を味わえればなと。オープニングの「届け!W〇〇KEND」が晴れの日にコスプレに出かけていく様だとすれば、休日のえなこさんっぽいのが「おさんぽソング」になっています。

――楽曲を作る際に、えなこさんから注文があったそうですがどんなオーダーが? そして、それを青木さんがどう落とし込んだのかお聞かせください。

えなこ　あまり音楽に詳しくないので具体的な注文ができませんでした。私の大好きな声優さんっぽい曲にしてほしいとか抽象的に伝えました

青木　ゴリゴリの王国民でいらっしゃいますもんね。イメージとしてはギラギラのサングラスを付けています。

えなこ　収録の時点では、『ジャパン!』って言ってくださいとか『ポンで!』って言ってくださいとか、音の注文だけだったので、それがどうやってメロディーになるのか想像できていませんでした。

青木　『次、タカトンください』ってね。

えなこ　そう『タカトン』ってなんだろう?って思ってました。

――「届け!W〇〇KEND」はえなこさんがご自身でタイトルをつけられたそうですが、由来はありますか?

えなこ　歌詞の中に『届け』ってワードが入っているのが一つ理由です。あとは『えなこの◯◯ラジオ』が週末に放送されるので『W〇〇KEND』を付けました。番組名が『えなこの◯◯ラジオ』なので、WEEKENDの『EE』を『◯◯』に変えているんです。

青木　作詞作曲を僕がしちゃうので、せめてえなこさんには楽曲の制作に何か携わってほしいと思っていたんです。それで、番組の前エンディング曲『君にメタモルフォーゼ』からえなこさんに名前をつけてもらうことにしています。

――放送開始から約2年半が経ちますが、お2人の距離感は近くなりましたか?

青木　リリースイベントをやっていた2018年の夏は、一時的に仲間としての結束が深まったと思う。

えなこ　本当にお仕事の仲間として(笑)。距離は縮まりましたよね?

青木　お仕事の仲間として(笑)。距離は縮まりましたって言い方をしても叩かれないよ!何をやっても叩かれない俺。もっと叩かれると思っていた、えなこさんのファンに。

えなこ　男性の方と絡んでいるとその男性の方にどうしても嫉妬されちゃうファンの方も今まではいらっしゃったんですけど、なぜか青木さんは言われなくて。この人は逸材なんだと思って、大事にしていこうと思いました。

青木　逸材(笑)。2018年はとにかく駆け抜けたので仲間的結束は深まったんですけど、2019年は何もなかったんですよね。短距離走を共に駆け抜けようというところから、2019年を経てすごく爛れた感じになっている。非常に会話がだらけております。それこそ昔は番組始まる前に、この2週間こういうことあったからこういう話をしましょうかと打ち合わせがあったんですけど。最近はとりあえず始めてみようってやっても、どうにかなる感じになってきました。気を張ることばかりがラジオのいい部分ではないので、楽しいですね。

えなこ　今まではラジオをやったことがなかったのと、知らない人と30分間お話することに抵抗がありましたね。今はこんなにするりと自分のモノになるとは思わなかったですね。

青木　自分のモノ(笑)。才能があったんですよ。

えなこ　青木さんだからこそ2年半もやってこれましたし、こういう距離感とか空気感で楽しくラジオがやれてると思います。

――初回の番組コメントにえなこさんが「アシスタントの青木くん」って書いてました。

えなこ　えー(笑)。最初は番組の設定としてアシスタントさんだから、年上だけど距離を縮めるために、くんよびでいいんじゃないかとディレクターさんとかマネージャーさんが言ってくださって。

青木　関係値がなさすぎたんだよね。無理やりキャラをつけようみたいな感じで。

えなこ　最初は青木くんって言ったんですけどやっぱりムリで、そういう人間じゃないので。さんでお願いしますとなりました。

――えなこさんの番組といえば衣装にも注目が集まるわけですが、CDジャケットはすでに撮り終わりましたか?

えなこ　撮影は終わりました。衣装はデザイン段階から入っていたので、私はこういうのが着たくて、青木さんにはこういう衣装を着せたいイメージがありました。なので、やっと撮影が出来たって感じです。

青木　えなこさんがすごくかわいらしい青いドレスで、俺がウサギ紳士なわけですよ。衣装の詳しいことは判らないんですけど、衣装を着て初めてえなこさんの前に登場した時に『ちょっと違うな〜』って言われて、崩れ落ちるほどショックでした(笑)。僕撮影に慣れてないですし、衣装も着られ慣れてないから、先輩のえなこさんの言葉で自信をつけたいわけですよ。『この衣装、青木さんにピッタリですよ』って言ってもらえるために頑張ってたんですけど、『髪型前のほうがよかったっすね』って(笑)お。これは丸一日撮影に悪影響でしたよ、そこから笑顔が硬い硬い。

えなこ　思ったこと言っちゃうんですよ(笑)。でもいつもの私たちとは思えない、キリッとした写真になっているんじゃないかなと思います。

――ラストにリスナーの方へ一言ください。

青木　ようやく『えなこの◯◯ラジオ』のオープニング・エンディングテーマが発売されることになりました。2年半、3年半とラジオが続いていく中で得たですね、新しいえなこさんの部分を引き出したいという部分を沢山盛り込んだ楽曲になっています。えなこさんのファンの方にとっても、見たことのない姿がいっぱい入ってると思いますので、ぜひぜひお楽しみください。

えなこ　みなさん大変お待たせしました!ついに待望のCD第2弾が発売となりました。1曲目の「Colorful Fairy Voyage♪」は『えなコスTV』で駆け抜けるようにこっそり流れていたんですけど、実はめちゃくちゃキャラクターソング感が溢れた明るいかわいらしい曲になっているので、何度も聞いてもらえればと思います。そして青木さん作詞作曲の「届け!W〇〇KEND」と「おさんぽソング」は、2つとも違うテイストで歌い分けしておりますので、そちらも楽しんでいただければと思います。早くみなさんの前で歌うのが楽しみです!

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