居酒屋で喧嘩したカップルが催涙スプレーを噴射。地獄絵図の店内とは?

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2020年07月13日 16:02  女子SPA!

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女子SPA!

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 自分自身はケンカなどしない主義だったとしても、それに巻き込まれてしまう瞬間はどうしたって訪れてしまうもの。ましてや、外出先での遭遇は不運な事故としか言えませんよね。

 これは私自身が体験した巻き込まれケンカの話です。私は昔から赤羽や浅草など下町の大衆酒場が大好きでしょっちゅう飲み歩いていました。中でもここ数年で一番のお気に入りスポットは台東区にあるJR鶯谷駅近辺。仕事の関係も相まって、一時期は毎日のように足を運び、馴染みの居酒屋を転々と飲み歩いていました。

 そんな私が目の当たりにした居酒屋で繰り広げられた大げんか。あれは、忘れもしない去年のお正月の出来事です。

◆急に目が痛くなってクシャミ連発、店内で一体何が?!

 三ヶ日を少し過ぎたその日、私は飲み友達のルリちゃんと二人で駅前の某居酒屋の座敷席に陣取り、昼からぐだぐだと飲んでいました。

 まだまだ正月休みの時期ゆえか、明るい時間にも関わらず店内は満員御礼。カウンターもテーブル席も座敷もたくさんの人で賑わっていました。しかし、本当に突然に私は目が痛くなって開けられなくなり、クシャミも止まりません。息苦しささえ感じ始めました。ルリちゃんもクシャミを連発。隣の席にいたお客さんも何だか苦しそうにしています。

「え、これどういうこと?!」

 もしかしておバカな客がライターで唐辛子でも焙ったのでは?!とルリちゃんと推測していたのですが、違いました。

 座敷席から仕切られたテーブル席の方を見やると、そこで大騒ぎが起こっていました。カップルらしき男女の女性の方が激ギレしており、その手にはスプレー缶が。どうやら、痴漢撃退用の催涙スプレーらしくそれを男性めがけて思いきり噴射していたのです。

◆女性が逃走して、警察が来る事態に

 驚いたことに、女性はそのまま逃走。阿鼻叫喚となった店内を残された男性が謝って回っていました。

「軽い痴話喧嘩から発展して、彼女を怒らせてしまったんです。申し訳ないです」

 そう言って頭を下げていましたが、正直なところその程度で「はいそうですか」と許せるような事態ではありません。店員さんが通報したらしく、程なくして警察が2名ほどやってきてその場で男性が事情を説明する流れになりました。

 とはいえ、元凶である女性が居なければ話になりません。男性がスマホで連絡をし、数分後に女性が戻ってきました。警察が出動していると知り、事の重大さを理解したのか彼女の顔はすっかり酔いの赤みが抜けて真っ青。

 改めて見ると、見た感じは30代半ばといった感じの本当にごく普通の女性といった雰囲気でした。

◆怒り出す隣の席のおばさん

 恐らく最も近くで被害を受けたであろう、カップルの隣のテーブルに座っていたおばさん客が凄い剣幕で捲し立てます。

「あんたねぇ、今はもうクシャミも収まってるけど、明日以降で体に何か不調が出たらどうしてくれんのよ?!」

 おばさんにそう責められると、女性は突如としてポロポロと涙を流し始めました。そして、しゃくりあげながら謝罪の言葉を口に……するかと思いきや。

「私は、子どもの頃から親に愛されたことがなくってぇ……」

 なんと、なぜか自分の生い立ちを切々と語り始めたのです。うわぁ〜これはもう、どうしようもない感じ……と、私はルリちゃんと目を見合わせて苦笑いを浮かべました。

◆おじさんたちの「奢れ」コールが店内に響く

 そして当然の如く、被害を受けたおじさん客たちは彼女に対して次々とブチ切れていきます。もちろん先ほどのおばさんのように正論をぶつけるのかと思いきや。

「そんな話はどうでもいいから、お詫びとして一杯奢れ!」
「そうだ!酒を奢れ!」

 なかなかのクズ発言を大合唱。店内が混とんとしてきたので、警察が女性とその連れであり、実は一番の被害者である男性を伴って出ていきました。

 ようやく人心地ついた私は、警察まで動いたとなればさすがにニュースにでもなっているのでは?と思い検索をかけてみたのですが……。これについて言及していたのは私と、近くの席にいた若いバンドマンらしき男がアップしたらしい動画のみ(警察が来たあたり)。その後も世間の話題に挙がった痕跡はないので、この件は人知れず収束した模様です。

 今でもその店には時おり足を運んでいますが、その度に「ふだん絶対に開かない壁化している扉が、あの時ばかりは換気のために開いてたなぁ」と、この出来事を妙な感慨を抱きながら思い出すのです。

―人生最大の大ゲンカ―

<文/もちづき千代子 イラスト/やましたともこ>

【もちづき千代子】
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイント。

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  • 先ず、当然一番悪いのは噴射した女で、その次に悪いのは、喧嘩を素早く察知し、どちらが悪いかにかかわらず、間に入り、双方を店からBANしなかったお店。→コメントへ���å����������Ф��͡�
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