子どもが喜んで食べる!栄養満点だけど「苦い食材」おいしく食べるコツ

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2020年07月14日 06:41  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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「良薬口に苦し」といわれるように、栄養満点の食材は苦くて食べづらく、子どもには特に与えにくいですよね。でも、育ち盛りの子にはしっかりと野菜などの栄養素も摂取させたいものです。

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そこで、食べにくい野菜、ゴーヤやセロリ、そして最近話題のユーグレナについて、美味しい食べ方を専門家に伺いました。

■1.「ゴーヤ」の美味しい食べ方

夏といえばゴーヤ。農林水産省の子どもの食育のページでは、ゴーヤは「夏野菜の王様」といわれ、ビタミンがたいへん多い野菜だと書かれています。さらにゴーヤの苦み成分には食欲を増すはたらきがあるといいます。ぜひ夏には食べたいものですよね。

でも、ゴーヤには独特の苦みが難点。

栄養士の園田奈緒さんによると、ゴーヤの苦みを取るには下処理にコツがあるそうです。

■ゴーヤの苦みを取る下処理の方法

ゴーヤを縦半分に切り、種とワタを取って1〜2mmの厚さに切る。塩を小さじ1程度加え、よく揉み、10分置き、水気をしっかり絞る。鍋に湯を沸かし、塩を小さじ1程度と(1)を入れ、再度沸騰した状態から1分ゆでる。しっかり水気を絞り、チャンプルーやサラダに使用する。■子どもにおすすめの食べ方

続いては、子どもにおすすめの食べ方を園田さんに教えていただきました。

■【ゴーヤチャンプルー+カレー粉・ケチャップ】

園田奈緒さん(以下、園田)「一般的なゴーヤチャンプルーにカレー粉とケチャップを加えると子どもが喜ぶ味付けになりますよ。

フライパンにゴマ油を入れ、下処理をしたゴーヤと角切りにした豆腐を入れて炒め、しょうゆ、カレー粉、ケチャップ、塩こしょうで味付け。最後に溶き卵を加え、混ぜ合わせたら完成です」

カレー粉とケチャップを入れるとは! 裏技と言えそうです。ぜひこの夏、試してみましょう!

■2.「セロリ」の美味しい食べ方

子どもが苦手な野菜といえばセロリ!

独立行政法人 農畜産業振興機構の資料によれば、セロリにはカリウムやビタミンK・C・B6などのビタミン類や食物繊維を豊富に含むそうです。ぜひ子どもにも食べさせたいですよね。でも、あの独特の苦みがハードルを上げてしまいます。

園田さんに子どもでも美味しく食べられる方法を伺いました。

■苦味の少ないセロリから試してみる

園田「セロリには色々な種類があります。一般的なセロリより、苦みが少ないものから慣らし、食べられるようにするのも一つの方法です。

一般的なセロリより色が濃く香りが強いものに『グリーンセロリ』と言われるものがあり、葉が肉厚でやや甘味もあるのが特徴です。また、グリーンセロリより色の薄いものが一般的な『セロリ』。

『ホワイトセロリ』は、茎は真っ白で、葉は三つ葉のように柔らかいので食べやすいのが特徴です。『スープセロリ』とも呼ばれる『芹菜(きんさい)』は、茎がうす緑色で細く柔らかめ。香りが強いので中華料理のスープや炒め物などに利用されます」

■筋を取り除く

園田「一般的なセロリは、筋が表面に通っているので、ピーラーや包丁を使って根元に向かって筋を取り除くと食べやすくなります」

■ミートソースにみじん切りにして入れる

園田「味付けをやや濃い目にすると苦みをあまり感じることもありません。

我が家は、ミートソースにセロリのみじん切りを入れています。フライパンにバター・豚ひき肉・セロリ・玉ねぎ・ピーマン・人参のみじん切りを入れ、よく炒め、トマト缶・ウスターソース・中濃ソースを加えコトコト煮込み、塩こしょうで味つけをします。

野菜嫌いの小学4年生の息子もパクパク食べてくれるオススメメニューです」

■3.「ユーグレナ」の美味しい食べ方

続いては、いま話題の「藻」、ユーグレナ。最近ではパウダータイプの商品も出てきており、気軽に食べられるようになりました。

ユーグレナの子どもにおすすめの栄養素を、株式会社ユーグレナを創業した農学博士で医学博士の鈴木健吾さんに聞いてみると、こんな答えが返ってきました。

鈴木健吾さん(以下、鈴木)「ユーグレナには、59種類の栄養素が含まれており、バランスの良い食事を摂ることで得られる栄養素がギュッと詰まっています。これがスーパーフードといわれる理由です。

もちろん、お子さまに不足しがちな栄養素である、カルシウム、鉄、食物繊維も含まれていますよ」

これはぜひ我が家の食卓に取り入れたい食材。でも、ユーグレナはあの青汁に味が似ているといわれるため、子どもにはちょっとむずかしいかも…。

そこで鈴木さんに、子どもにおすすめの食べ合わせを教えていただきました。

■カレーに混ぜる

鈴木「カレーに混ぜるのがおすすめです。ユーグレナパウダーに牛乳を少し加えると、ユーグレナ独特の香りがなく、味もまろやかになり、より食べやすくなります。

お米(主食)を添えてカレーライスにすることで、肉や魚(主菜)、野菜(副菜)、牛乳(牛乳・乳製品)がそろい、フルーツを添えたらバランスの良い食事の完成です。

4、5歳になったら、カレーだけを別のお皿に取り分けて、お子様自身でユーグレナパウダーと牛乳を混ぜてもらうことで、カレーが薄い緑色に変化する過程を楽しめます」

■ホットケーキミックスに混ぜる

鈴木「ユーグレナパウダーは市販のホットケーキミックスとの相性が抜群です。

卵や牛乳を加えて作るため、たんぱく質やカルシウムなどの栄養素が摂れ、食感もふんわりしてよいですが、逆にそれが飲み込みづらくて苦手というお子様には、牛乳の半量を水に替えて作ると、もちもちとした食感になり食べやすくなります。

全量水にするとユーグレナ独特の香りが気になるためです」

ゴーヤ、セロリ、ユーグレナパウダーの子どもが美味しく食べられる方法をご紹介してきました。どれも本当に食べやすくなりそうですよね! 普段、「子どもは食べにくいから」と諦めていたなら、一度トライしてみましょう。

【取材協力】栄養士 園田 奈緒さん
北海道旭川市にて離乳食幼児食happycloverを主催。育児本に書かれているような「一般的なアドバイス」ではなく、噛む力・飲み込む力など食べている様子を見ながら「一人一人に合った食事の進め方」をアドバイスしている。

農学博士/医学博士 鈴木 健吾さん
東京大学農学部生物システム工学専修卒、2005年8月株式会社ユーグレナ創業、執行役員研究開発担当。同年12月に、世界でも初となる微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養に成功。微細藻類ユーグレナの利活用およびその他藻類に関する研究に携わる傍ら、ユーグレナ由来のバイオ燃料製造開発に向けた研究に挑む。

このニュースに関するつぶやき

  • 新型コロナに感染すると味覚が低下して苦く感じなくなるそうであると、ブラックな冗談を言ってみた。そんなに食べたいのなら、鼻をつまんで丸ごと飲み込み、そのあとは味の濃い味噌汁やジュースを飲むのが良い。
    • イイネ!1
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  • セロリは浅漬けにすると美味い。
    • イイネ!31
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