「ニューバランス」看板のない新コンセプトストアが日本橋浜町に誕生、東京デザインスタジオの発信拠点に

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2020年07月14日 20:03  Fashionsnap.com

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「ニューバランス(New Balance)」が、7月17日にオープンする新たなコンセプトストア「ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)」の内部を公開した。2階層で1階を店舗、2階を「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO New Balance 以下、東京デザインスタジオ)」のオフィスとして展開し、東京デザインスタジオの発信拠点として活用する。

 東京デザインスタジオは、ニューバランスの革新的なデザインを模索するグローバルデザインチームとして2018年10月に発足。ライフスタイル部門を日本のマーケットが牽引していることからグローバルデザインチームに「東京」の都市名を冠している。東京デザインスタジオという名前でありながら、これまでオフィスとなるデザインスタジオを持っていなかったことから、オフィス併設型ストアの出店に至ったという。ティーハウス ニューバランスは、古くから倉庫やオフィスが連なりものづくりの街として栄えた日本橋浜町に位置し、意匠監修および内装設計はスキーマ建築計画を主宰する長坂常が担当。外観は記号のような無機質なデザインを意識し、ロゴや店名等の表記が無い真っ白なデザインに仕上げた。店舗名は「茶室のおもてなしの精神」からインスピレーションを得ており、店内には築122年の日本の伝統的な蔵を鉄骨の新築建築物の中で組み直した。


 ショップフロアではアイテム数を絞り、シーズンに合わせたニューバランスの一押しアイテムが並ぶ。オープン時は「M1300」の発売35周年を記念して初めて発売される日本製モデル「M1300JPJ」にフォーカスし、事前抽選の当選者に同モデルを販売する。東京デザインスタジオのクリエイティブデザインマネージャーの守谷周庫氏は「日本でのブランドの知名度はフットウェアに偏っているため、ティーハウス ニューバランスを通じてトータルでライフスタイルを提案していきたい」とし、同店独自の取り組みとして日本茶ブランド「NAKAMURA」とコラボレーションした抹茶(2000円)や、陶芸家の高田志保とコラボで裏側に「M1300JPJ」のソールパターンの模様をあしらった陶器(3500円〜7000円/いずれも税別)といった限定アイテムも取り揃えた。このほか、店頭では東京デザインスタジオとイラストレーター秋山貴世がコラボしたTシャツコレクションの販売や、ティーハウス ニューバランスおよび東京デザインスタジオを紹介したフリーマガジンの配布、様々なジャンルのアーティストを迎えたワークショップの開催などを通じてブランドの世界観を発信していくという。


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■T-HOUSE New Balance 店舗概要住所:東京都中央区日本橋浜町3-9-2営業時間:月・火曜日 11:00〜14:00、15:00〜19:00/金・土・日曜日 11:00〜19:00定休日:毎週水曜日、木曜日公式インスタグラム
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