「意味がないからFFPは終わりを迎える」…モウリーニョ監督がCASの声明を受け見解を示す

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2020年07月15日 01:19  サッカーキング

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CASの判定を受けコメントしたモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images
欧州サッカー連盟(UEFA)は2月にマンチェスター・Cのファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規則の違反で、2シーズンにわたりチャンピオンズリーグ(CL)出場権の剥奪と罰金処分を言い渡した。しかし、マンチェスター・Cはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴え、CASはUEFAの判断を棄却。調査に協力しなかったことに対して「マンチェスター・CはUEFAに対し1000万ユーロ(約12億円)を支払わなければならない」と発表し、罰金処分のみで同クラブは来シーズンのCL出場が保証された。

 マンチェスター・Cが締め出しを受けていた場合、CL出場権獲得が5位までとなる。トッテナムは3試合を残して8位。4位レスターとの勝ち点差は「7」となっており、出場にわずかな望みを残している。トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督はリリースを受け、イギリスメディア『スカイスポーツ』に次のように語った。

「マンチェスター・Cが本当に無罪なのであれば、数百万(ユーロ)の罰金を科されることは不名誉なことだ。無罪であれば罰せられることはない。逆に言えば、有罪であれば追放されるべきだ。いずれにしても災難だね。私はマンチェスター・Cが有罪だと言っているのではない。無罪なら1ポンドでも払わないと言っているんだ」

「お金を支払うのは彼らにとってかなり楽なのは分かりきっている。だが、有罪ならば出場禁止にすべきだ。私は彼らが有罪かどうかを(本当のところを)知らない。私の批判はこの決定に対するものだよ」

「意味がないから、FFPは終わりを迎えると思う。今はマンチェスター・Cの話だが、過去には他のクラブも同じような状況に陥っていたし、その結果を知っているはずだ。だからもう、サーカスの扉を開けて、みんなは自由に出入りし楽しめばいいと思う。自由にしてくれ」

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