“アラフォーホイホイ”「SDガンダム」カードダス 4000枚保有のコレクターが語る「凄いコレクター」の定義

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2020年07月15日 08:40  ORICON NEWS

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写真(上)騎士ガンダム (下)武者ガンダムMK-II 武者ZG 武者ガンダム 画像提供/ケロ29(ゴッグダス)氏 (C)創通・サンライズ
(上)騎士ガンダム (下)武者ガンダムMK-II 武者ZG 武者ガンダム 画像提供/ケロ29(ゴッグダス)氏 (C)創通・サンライズ
 おもちゃ屋やスーパーの出入り口付近に設置され、20円を入れてハンドルを回すとカードが1枚出てくる仕組みで1988年にバンダイから販売された『カードダス』。『SDガンダム』『ドラゴンボール』など当時人気のあるキャラクターがカードに描かれたトレーディングカードを、特に今の30代、40代は熱狂的に集めた人も多いのではないだろうか?ケロ29(ゴッグダス)さんは、そんなカードダスに魅せられたひとり。特に『SDガンダム』のカードダスコレクターとしてその数は数千枚に及び、そのコレクションをHPで紹介している。カードダスのどこに惹かれ、なぜHPでその魅力を発信しているのだろうか?理由を聞いた。

【カードダス写真】1枚40〜50万円!レアカード『武者勢ぞろい』ほかカードダスコレクション

■プリズムの美しさ、希少性に子どもたちが夢中に

――SDガンダムカードダスは、いつ頃から、どのようなきっかけで集め始めたのでしょうか?

「SDガンダムが大好きだったので子供の時から集めていました。ただ、本格的に始めたのは2002年くらいからです。仲の良い友人が『SDガンダム外伝好き』を公言して、そのカードダスに絞って熱心に集めていました。僕は『SDガンダム』の商品なら何でも好きだったのですが、そんな僕とは違って一本気な彼の姿がとても潔くて格好良く映ったんですね。その姿を追うかたちで僕もカードコレクターになりました」(ケロ29(ゴッグダス)/以下同)

――SDガンダムカードダスの魅力はどんなところでしょうか?

「SDガンダムブームの時は、ガン消しやBB戦士、元祖SDガンダムなど人気商品が数多くありましたが、その中でもカードダスは超人気アイテムでした。キッズでも買える1枚20円という価格も魅力的でしたが、何より“アタリ”であるプリズム(キラ/ピカなどとも呼ばれた)カードの美しさと希少性が子供たちの宝物となったのだと思います」

――SDガンダムカードダスコレクションについてお伺いします。現在までにどのくらいの枚数を集めてらっしゃいますか?

「基本的には1980年代末〜1997年までのSDガンダムを冠するカードに関しては、自販機で購入をする販売方法だったカードダスに限らず、殆どを収集の対象としています。また、現状でほぼ網羅をしていると思っています。
 1998年以降のSDガンダムカードダスに関しても一通りは把握していますが、そちらはもっと好きな方もいますので、それほど熱心にはしていないという感じです。
 使った金額はもうわかりません(笑)。SDガンダムのカードダスでいうとざっくり4000枚超。バリエーションや年号違い、2008年以降のもの、カードダス以外のカードも含めると、それから何倍かになります。ただ、数の多さはあまり意味がないと思っていて、自分が好きなものを選んで、それを大切にすることの方が重要だと思います」

■友人コレクターの引退…意志を継いだ希少な思い出の1枚

――数あるコレクションのなかで“思い出に残る3枚”は?

◆恐竜ティラノザク(サンプル版)
 コレクターとして僕の指針となった友人は2010年に引退を宣言して自身のコレクションを手放しました。 このカードはその時1番近くにいた僕に譲ってくれたうちの1枚です。
 SDガンダム外伝の恐竜ティラノザクですが、当時の広告にも使用されたと思われるサンプル品になります。製品版は乗り手のインディガンダムが緑色の目をしていますが、このカードは青色をしているという違いがあります。友人の引退を機に僕は彼の意志も背負うつもりで、ケロ29を名乗り、カードダスサイトであるゴッグダスを作りました。

◆歴代騎士ガンダム集合黄金エッチレリーフ
 カードダスの中で特に子どもたちの憧れの的になっていたものは、抽選でプレゼントされた限定品。明らかに市販されたカードダスとは異なるスペシャルなイラストが描かれ、現在では高額で取引がされています。
 このエッヂレリーフは900名限定でプレゼントされたもので、横井画伯が描くヒーローたちを金属に彫った、非常に美しいカードです。傷が目立ちやすいカードですが、状態の良いものを専門店の熱心な担当の方から買わせていただきました。

◆プロトタイプリックディアス
 「ネオバトルカード」はマークバリエーション別に集めようとするとすると2304種、その半分以上が封入率の少ないレアカードという非常に高難度のコレクションです。そのため、膨大な時間、お金を消費しました(笑)。
 このプロトタイプリックディアスの“W月”は僕のネオバトル収集で最後に手に入れることとなった、ある意味で因縁のカードです。全て集めきったときに、多くの人にお祝いの言葉をいただいたことも思い出深いですね。

■サンプル版は1枚数十万円で取引されることも

――コレクションの中で、現在の市場価格で一番高いカードはいくらくらいでしょうか?

「単純に価値のあるカードダスというとサンプル版です。製品になる前の試作品で、値段は変動がありますが、高いもので40〜50万円くらいでしょうか。そのレベルになると、なかなか知人同士で受け渡しが成立しづらくなるので専門店で購入ということが多いです。価値のあるカードを手放す時はまったく同じものが手に入った時です。資料性のある貴重なカードを独り占めしても仕方がないので、その時は同じ熱心なコレクターの手に渡るように手放すと思います」

――高額カードの含めコレクションは、どのように保管していらっしゃいますか?

「特別なことはしていませんが、一部を除きカードダスは紙製なので湿気に気を付けて保管をしています。また、太陽光はもちろん、蛍光灯でも焼けてしまうので、普段は光の当たらないようにしています。特別に貴重なものに関しては、突発的な衝撃から守るために、硬質のカードケース等を利用していますね」

■「凄いコレクター」は一日にしてならず

――SDガンダムカードダスコレクターとして一番大事にしている信念をお教えください。

「コレクターは基本的に探し物を求めて、それを整理することに終始するので、『毎日コツコツと』を心掛けています。凄いコレクターは『お金をたくさん使った人』ではなくて、自分の足で探して、それがキチンと知識や経験になっている人だと思います。僕もそんな先輩コレクターの姿に近づきたいと思って日々活動をしています」

――ケロ29(ゴッグダス)さんにとってSDガンダムのカードダスとは?

「未だに興味が尽きない、大好きなアイテムです。『過去に再販は何回されたか』『香港で販売されたバージョンはどこまであるのか』『試作品の存在に海賊版の存在』『あるとされるカードが現存せずにないはずのカードが出てきてしまう』など、まだまだ知らないことはたくさんあります。大好きなSDガンダムのカードダスでこんなに発見や喜びを感じることができるのは、とても幸せだと思いますね」

――SDガンダムのカードダスコレクターとしての大きな「夢」、今後の目標は?

「具体的な夢や目標はありませんが、この先も少しでも長くSDガンダムのカードダスを集め続けていければと思っています。
 カードを集めて、並べて、その関係性や時代背景について考察をする。時には印刷の乱れに目を向けてみる。それはもしかしたら他の人にとって、無駄な行為なのかもしれないけど、僕はそんな時間の使い方がとても有意義なことだと思っています」

このニュースに関するつぶやき

  • やはり収集家はいるものですね。当時は何となく回して何となく集めて、まだ20枚くらいあったような。ガチャポンにあったミニミニカードダスが得してる気がして好きでした。 https://mixi.at/abx8cpH
    • イイネ!0
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  • 当時はじめてキラで引き当てたスペリオルドラゴンは今でも宝物で取ってある。結婚してからかみさんがガンダム知らずに綺麗だからって外伝1弾のキラを何枚も持っていることに驚いたな。
    • イイネ!22
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