トッテナムDF実弟殺害の容疑者が警察に出頭…容疑を認め自供か
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2020年07月15日 20:24 サッカーキング
トッテナムに所属するコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエの実弟が銃撃により殺害された事件で、現場から逃走していた容疑者がフランス警察に出頭したようだ。15日、イギリスメディア『デイリー・メール』が報じている。
セルジュの弟クリストファー・オーリエは、現地時間13日の早朝、フランス・トゥールーズのナイトクラブ近辺の路上で銃撃に遭い、帰らぬ人となった。彼を襲った容疑者は現場から立ち去り行方不明となっていたが、14日夜にトゥールーズ警察に出頭し、「被害者を殺害した」と自供したという。殺害の動機は現在のところ明らかになっていないが、フランス現地メディアでは「愛の争い」と報じられており、クリストファーと容疑者の間で何らかのいさかいがあったことが示唆されている。
クリストファーは兄オーリエ同様サッカー選手としても活動しており、直近はフランス5部のトゥールーズ・ロデオでプレーしていた。兄同様、リーグ・アンのランスでキャリアをスタートさせ、2011年にはイングランド・チャンピオンシップのブレントフォード入団を目指しトライアルを受けたが合格には至らず。トップキャリアに上り詰めることはできずにその生涯を終えることとなってしまった。
キックオフが間もなくとなった次節ニューカッスル戦にセルジュが出場するかどうかは、いまだ不透明な状況だ。『デイリー・メール』や『テレグラフ』によると、本人が希望すればクラブはセルジュがフランスにもどることを許可し、休暇を与えることになるという。
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