WRC:10年ぶり開催のラリージャパン、ラリーガイド1が公開。愛知県庁でセレモニアルスタートを予定

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2020年07月16日 20:51  AUTOSPORT web

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2019年11月8〜10日に行われたセントラルラリー愛知・岐阜2019に登場したトヨタ・ヤリスWRC(勝田貴元)
WRC世界ラリー選手権の日本ラウンドを運営するラリージャパン運営事務局は7月16日、2020年11月19〜22日に開催が予定されているシリーズ第8戦ラリージャパンの“案内書”となるラリーガイド1を公式ホームページで公開した。

 今シーズン、2010年以来、10年ぶりにWRCのカレンダーに復活したラリージャパンに向けては昨年、WRC日本ラウンド招致準備委員会が『Central Rally Aichi/Gifu 2019(セントラル・ラリー愛知/岐阜2019)』を開催。このイベントでの実績がFIA国際自動車連盟に認められ、2020年シーズンのWRC日本ラウンド開催が決定した。

 今回公開されたラリーガイド1は、そんなラリージャパンの案内書と呼べるもので、大会概要をはじめ、ラリー競技では“アイテナリー”と呼称される走行スケジュールやエントリー方法、車両やパーツの日本への持ち込みと運転に必要な手続きなどが記載されている。

 昨年のイベントと同様にサービスパークが置かれる、愛・地球博記念公園(通称モリコロパーク)を中心に設定された走行ルートの概要も明らかにされ、スペシャルステージ(SS)と呼ばれる競技区間は全19ステージ、その合計距離は307.78kmに上ることが確認できる。また、ステージ間の移動区間(リエゾン)を含めた3日間の総走行距離は1023.55kmとされた。

 この走行スケジュールによれば、ラリーのスタートが切られる“セレモニアル・スタート”は11月19日(木)17時30分から名古屋市内の愛知県庁で実施されるとされ、市中心部を通るルートがとられていることが附則2−オーバービューマップ(暫定)で確認することが可能だ。

 この他のルートでは愛知県の伊勢神、稲武、設楽、額田、三河湖、新城、岡崎総合中央公園、岐阜県の恵那、根の上などにSSが設定され、サービスパークとなるモリコロパーク内にも走行ステージが設けられている。

 なお、ラリーガイド1に記載されている事項については今後の調整で変更となる可能性があるほか、同書はあくまでも競技参加者およびメディア向けの案内であることから観戦エリアや観戦チケットに関する情報は掲載されていない。

■ラリージャパン2020 ラリーガイド1
ラリージャパン公式サイト:https://rally-japan.jp/1181/

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