ヤクルト・吉田大喜は3回持たず5失点KO 鯉打線に捕まりホロ苦デビュー

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2020年07月17日 21:04  ベースボールキング

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ベースボールキング

ヤクルト・吉田大喜
広島 − ヤクルト
<3回戦・マツダスタジアム>

 ヤクルトのドラフト2位右腕・吉田大喜投手は17日、敵地の広島戦でプロ初先発するも、3回持たず9安打5失点でノックアウト。一軍デビュー登板はプロの洗礼を浴びる格好となった。

 立ち上がりから140キロ台前半の速球にスライダー、カーブ、スプリットと、変化球を織り交ぜ広島打線に挑んだが、浮いたボールをことごとく捉えられた。

 初回、いきなり先頭の西川龍馬に速球を中前へ弾き返されると、バント失敗の一死後、3番・堂林翔太にあわや本塁打のエンタイトルツーベースを打たれ一死二・三塁。続く4番・鈴木誠也にカーブを中前へ巧打され、立ち上がりに2点を失った。

 2回はゼロで切り抜けるも、3回は先頭の2番・菊池涼介に外角の速球を右中間スタンドへ放り込まれ、さらに堂林、鈴木にも連打。二・三塁から5番・松山竜平に中前2点適時打を許し計5点を失った。

 その後6番・ピレラを三邪飛で打ち取り、ようやく3回1つ目のアウトを奪うも、7番・會澤翼の飛球が遊撃手後方に落ちる不運なヒットとなったところで、ヤクルトベンチは継投を決断。

 ドラフト2位ルーキーのデビュー登板は、2回1/3(65球)を投げて、9安打5失点。打者16人に無四球と、ストライクゾーンで勝負を挑んだが、赤ヘル打線に捕まるホロ苦いマウンドになった。
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