西武・ニールが“天敵”から待望の初白星で13連勝! 球団助っ人タイ記録に

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2020年07月17日 21:44  ベースボールキング

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ベースボールキング

西武のザック・ニール投手
◆ 郭泰源以来32年ぶり

 西武のザック・ニール投手が17日の楽天戦に先発登板し、6回を投げて96球2失点で今季2勝目を挙げた。

 立ち上がり、初回、2回と好調・楽天打線を三者凡退に抑えると、味方打線が今季4戦で3勝0敗という則本昂大を攻略。序盤から5点の援護を受けたが、3回裏に二死二塁から連続四球で満塁とし、3番・茂木栄五郎の二塁打で2点を失ってしまう。なおも二死二三塁で4番・浅村栄斗を迎えたが、空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けた。

 4回は再びストライク成功のピッチングで三者凡退。勝利投手の権利がかかる5回には、一死後に連打で一三塁となり、2番・鈴木大地に痛烈な当たりを打たれるが、これが一塁手・山川穂高の正面を突いて併殺となり、事なきを得た。6回も二死から得点圏に走者を背負ったが要所を締め、7回以降はリリーフ陣にマウンドを譲った。


 その後は、平良海馬、リード・ギャレット、宮川哲のリレーで逃げ切り、チームとしても連敗ストップで5割に復帰。勝利投手となったニールは昨季から続く連勝を「13」に伸ばし、西武の外国人投手では郭泰源(1987〜1988年)が持っていた球団記録に並んだ。

 来日1年目の昨季は12勝1敗の快進撃でリーグ連覇の原動力となったが、楽天戦は2戦1敗、防御率7.59と振るわず、パ・リーグ球団では唯一勝ち星のない“天敵”だった。その天敵を攻略したニールだったが、「ツーアウトから四球を出したし、納得いかないところがあった」「自分としては100%の投球ではなかった」と反省しきり。

 このところ野手陣に助けられる試合が続いているが、「今日は野手が本当によく守ってくれたと思う」と語り、次戦に向けては「どんどんストライクを取る投球をしていければ」と、攻めの投球を誓った。次戦、本拠地でのロッテ戦で球団新記録を樹立できるか注目だ。

▼ ニールのここまで
<19年:17戦12勝1敗>
ロ ☆
楽 ★
楽 −
ロ −
中 ☆
日 ☆
ソ ☆
オ ☆
日 −
オ −
ロ ☆
日 ☆
日 ☆
オ ☆
ソ ☆
オ ☆
ロ ☆
<20年:5戦2勝>
日 ☆
ソ −
オ −
ロ −
楽 ☆

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  • 今年もそれほどいい様には見えませんがそれでも負けないんだから持ってますね。彼は。
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