DeNA打線はきょうも沈黙…ラミレス監督の非情采配も実らず4連敗

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2020年07月18日 23:40  ベースボールキング

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ベースボールキング

DeNA・伊藤光
◆ エースが9奪三振の力投も…

 3連敗中のDeNAは18日、エース今永昇太に連敗ストッパーの役割を託したが、6回9奪三振の力投も実らず4失点で敗戦投手となり、チームの連敗も「4」に伸びてしまった。

 先発の今永は2回、レフト佐野恵太の悪送球も絡み3失点。5回には坂本勇人にタイムリーを許して1点を追加されたが、6回を投げ切って95球、被安打5、奪三振9、与四球2の4失点という内容でマウンドを降りた。

 調子自体は普通だったという今永は、失点を喫した場面について「2回は相手がしっかりスイングしてきたところに対して、投げ切ったボールで押し込むことができなかった。後半、ストレートのキレが落ちて、そのストレートがボールになり、坂本選手に変化球を捉えられて追加点を与えてしまったのは余計だったと思う」とコメント。

 さらに「ここ数試合、6イニング投げることが精いっぱいになっているので、相手の先発投手よりも先にマウンドを降りないようにしたいです」と続け、エースらしく反省の言葉を並べたが、内容自体は決して悪くはなかった。


◆ ラミレス監督の非情采配も実らず

 打線は巨人の先発・サンチェスの前に沈黙。6回一死後に乙坂智がセンター前ヒットを放つまではノーヒット。そのまま9回まで淡々と試合は進んだが、先頭の乙坂がレフトにクリーンヒットを放ち、梶谷隆幸とソトの連打で2点を返す。さらに不調のホセ・ロペスにもヒットが生まれ、サンチェスをマウンドから引きずり降ろした。

 その後、二死満塁まで攻め立てたが、最後は代打の桑原将志が三振でゲームセット。悔しい4連敗となった。試合後、ラミレス監督は今永に関して「彼も完璧ではない。先取点を取られたが修正している。トータル的にはいいピッチングでよくやっている」と評価したが、女房役の伊藤光は2回限りでベンチへ。

 その交代について、指揮官は「今永とのコンビネーションが機能していなかった。ゲーム前に練った戦略とは違う面があり、ジャイアンツに流れがいってしまったので代えた」と、いわば“懲罰”も含めた交代であることを示唆した。

 エースの登板と早めに動く采配で連敗脱出を試みたが、結果は伴わず。それでも最終回の粘りに「点を取る事はできたので、この流れを明日に持っていきたい」と前を向いた指揮官。言葉通り打線が流れを持ち込み、絶好調の平良拳太郎が先発する明日こそ、本拠地横浜スタジアムのファンの声援に応えたいところだ。


取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

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  • 何が「非情采配」だ?笑わせるな!迷走・暴走でチームの士気を下げるだけのラミレスにこそ「懲罰」が不可欠!
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