生放送中、前歯がポロリと落ちたキャスターの対応に「さすがプロ」(ウクライナ)<動画あり>

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2020年07月20日 13:51  Techinsight Japan

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自身に起こったハプニングに女性キャスターは…(画像は『ET Canada 2020年7月18日付「Ukrainian News Anchor Loses A Tooth Live On The Air — And Keeps On Broadcasting」(Marichka Padalko/Instagram)』のスクリーンショット)
今月15日、ウクライナのテレビ局『TSN』の生放送中に、女性ニュースキャスターの前歯がポロリと落ちるというハプニングが起こった。女性キャスターはその後も冷静にニュースを読み続けたが、視聴者はぽっかり空いた歯の隙間を見逃さず、この動画は瞬く間に拡散した。『ET Canada』『7NEWS.com.au』などが伝えている。

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キャスターとして20年のキャリアを持つ3児の母、マリシカ・パダルコさん(Marichka Padalko、44)は今月15日、生放送中の朝のニュース番組でとんでもないアクシデントに見舞われた。カメラを見つめてニュースを読んでいる最中に、上の前歯がポロリと落ちてしまったのだ。

しかしマリシカさんは正面を見つめつつ右手で歯をキャッチすると、何事もなかったようにニュースを読み続けたのだ。むしろ冷静さを失ったのは視聴者で、この時の動画がビューティーブロガーによりSNSに投稿されると瞬く間に拡散した。

そしてこの動画には「さすがプロ。パニックにならないところがすごい」とマリシカさんのプロ意識を称賛する声や、「べニア? クラウン? 歯医者の技術の問題?」「10年前だったら仕方ないのかも」「歯は目立つからね。視聴者はよく見ているね」といったコメントがあがった。

これを受けてマリシカさんは自身のInstagramにその日のニュース動画を投稿し、次のように説明した。

「生放送中は何が起こるかわかりませんが、これは私の20年間のキャリアの中では最も奇妙な経験となりました。」

「問題の前歯は10年前、幼かった娘に添い寝していた時に半分折れてしまったのです。その日、寝室に置いてあった金属製の重い目覚まし時計を娘が振り回して遊んでいたのですが、それがたまたまあくびをした私の歯に当たったのです。」

「正直なところ『歯のことなど気付かれないだろう』と思っていたのですが、視聴者の洞察力を過小評価しすぎていたようです。」

投稿の最後にマリシカさんは「心温まるメッセージをたくさんいただき、感謝しています。また明朝に会いましょう!」と綴っており、翌日にはいつもと変わらぬ笑顔で番組に登場していた。

ちなみに2017年にはアメリカで、生放送に破水したキャスターが最後まで番組を務め、元気な男児を出産、インドでは夫の事故死の速報を最後まで冷静に読み上げた女性ニュースキャスターが話題になった。



画像は『ET Canada 2020年7月18日付「Ukrainian News Anchor Loses A Tooth Live On The Air — And Keeps On Broadcasting」(Marichka Padalko/Instagram)』『7NEWS.com.au 2020年7月17日付「Ukrainian TV presenter loses tooth live on air, continues reading news」(Credit: Instagram)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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