三浦春馬さんとパン屋ご夫婦の交流が温かい 「あの子、すごい」と感心した出来事明かす

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2020年07月20日 17:02  Techinsight Japan

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行きつけのパン屋のご夫婦とも親しかった三浦春馬さん
18日に急逝した俳優・三浦春馬さん(享年30)に俳優仲間や共演者らから追悼メッセージが続々と発表されている。そこから浮かび上がるのは誰からも愛される人柄だが、そんな三浦さんが通っていたパン屋でのエピソードがテレビ番組で紹介された。

20日放送のフジテレビ系情報番組『ノンストップ!』では、三浦春馬さん行きつけのパン屋のご夫婦がVTRで登場した。三浦さんの所属事務所のスタジオから近くにあるため10年ほど前から三浦さんもしばしば訪れていたそうで、お気に入りはその店自慢のシナモンロールで、現場への差し入れ用にこの店のパンを大量に購入することもあったという。

パン屋のご年配のご夫婦を「お父さん」「お母さん」と出会ったときから呼び、帰るときには「お父さん、お母さん体に気を付けてね」と三浦さんは毎回声をかけていたという。ご夫婦もまるで自分の息子のように思っていたそうだ。あるとき三浦さんの出演舞台のチケットが取れないことをご夫婦が話すと、三浦さんは「僕が取りますよ」と気さくに応じて楽屋にも誘った。「大勢の芸能人が店に来てくれるけど、『楽屋どうぞ』と言ってくれたのは春馬くんだけです」と喜んだご夫婦が楽屋を訪れると、三浦さんは「写真を一緒に撮りましょう」と申し出た。三浦春馬さんののれんがかかる楽屋の前で、三浦さんを真ん中にして3人は和やかな笑顔で写真に納まった。

またパン屋の出入り口に敷いてあるマットがめくれていたときに、他の人は通りがけに足を使ってそれを直したりしていたが、三浦さんは違ったという。三浦さんだけはそこにかがんで手でマットを直したと明かし、奥様は「あの子、すごいと思って。ちょこっとしたことなんだけどね」と感心し、そばにいた他の客たちも「親のしつけがいいんだねぇ」と口々に褒めたそうだ。

三浦春馬さんの人柄が偲ばれるエピソードをいくつも披露したご夫婦だが、三浦さんのことを話すうちに思いが募り、奥様は「ごめんなさい。今日は泣かないつもりだったの」と詫びながら顔を手で覆い、「でもね、笑顔しか…笑顔しか浮かばないの。春馬くんの笑顔が好きだった」と言葉を絞り出した。これに視聴者からも「行きつけのパン屋さんのご夫婦の話で泣けてきた」「笑顔しか浮かばないってすごくわかる」などの声が見受けられる。

2010年に三浦さんがJR東日本「MY FIRST AOMORI キャンペーン」CM に主演した頃には、パン屋に入るときに駅員のように敬礼していたという茶目っ気のある一面も明かしたご夫婦。ご夫婦にとっては“笑顔がまぶしい息子”としていつまでも心に残るだろう。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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  • 亡くなり方は別にしても、「出来た人、素敵な人、凄い人」のエピソードは山のようにある人って素晴らしいなと思うし、見習わなきゃ。霊前に灰ぶっかけられたりツバ吐かれるような生き方はしたらアカンよ。
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