「内容のあるピッチングを」…西武・今井が21日の先発登板に向けて調整

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2020年07月20日 17:10  ベースボールキング

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ベースボールキング

あすの登板に向けて調整する西武・今井達也 [写真提供=埼玉西武ライオンズ]
◆ 前回勝利のロッテ戦も「フラットな気持ちで」

 日本野球機構(NPB)は20日、あす21日の予告先発投手を公示。西武は今井達也が中5日でメットライフドームのマウンドに向かう。


 作新学院高から2016年のドラフト1位で入団し、今年でプロ4年目。昨季は22試合に登板して自己最多の7勝を記録したほか、5月5日の楽天戦ではプロ野球の「令和初完封」となる自身初の完封勝利を挙げるなど、印象的な活躍を見せた。

 今年はローテーションの軸の一人として、初の2ケタ勝利にも期待がかかる22歳。しかし、今季はここまで4試合に登板して1勝3敗、防御率は6.14と苦戦中。前回登板の楽天戦も、3回二死までは非の打ちどころのない快投を見せながら、そこから四球を出したのをキッカケに乱調。3回はなんとかピンチをしのいだものの、4回にも四球からピンチを作り、あっという間の5失点。典型的な自滅で、首脳陣やファンの期待を裏切る結果に終わった。


 「先発投手としての仕事が果たせず悔しい思いをしましたので、明日は中5日での登板となりますが、内容のあるピッチングをしっかりとしたいです」と今井。あすから6連戦の“カード頭”を任されることになるだけに、これまで以上に責任感が求められる。

 相手は今季唯一の勝利を挙げているロッテになるが、「前回はZOZOマリンで強風にだいぶ助けられたと思っています。抑えられた、という良いイメージばかりを持つのではなく、フラットな気持ちで明日は臨みたいです」と、コメント。気を引き締めて臨む。


 また、あすからの6連戦は、観客の入場が解禁されてから初めてとなるホームゲーム。今井も「ファンの方がメットライフドームに来てくださるのでとても楽しみです」と語っており、「一つ一つのプレーへの拍手には本当に勇気づけられますし、支えになりますのでとてもうれしいです」とのこと。

 地元のファンの前で、これまでの鬱憤を晴らすような投球を披露することができるか。リベンジに燃えるレオの背番号11に注目だ。


◆ コメント

▼ 今井達也

今日は普段の登板前日同様、
ブルペンには入らずに調整しました。

マリーンズとは今季2度目の対戦ですが、
前回はZOZOマリンで
強風にだいぶ助けられたと思っています。

抑えられた、という
良いイメージばかりを持つのではなく、
フラットな気持ちで明日は臨みたいです。

先週のイーグルス戦では
先発投手としての仕事が果たせず
悔しい思いをしましたので、
明日は中5日での登板となりますが、
内容のあるピッチングを
しっかりとしたいです。

現状では負けが先行していて
昨年と同じ失敗を
繰り返してしまっているので、
一つ一つ勝ち星を積み上げていきたいです。

また、明日からは限られた人数ではありますが、
ファンの方がメットライフドームに
来てくださるのでとても楽しみです。

一つ一つのプレーへの拍手には
本当に勇気づけられますし、
支えになりますので
とてもうれしいです。
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